【議長ブログ】１月３０日（月曜日）議長・知事会談を行いました。

２月定例会（２月７日開会）を前に，県政の重要課題について知事と意見交換を行うため，議長・知事会談を行いました。

会談では，令和５年度当初予算や県政の課題などについて意見交換を行いました。

私からは，

原油価格や物価高騰について，今年も多く品目の値上げが予定されるなど影響の長期化が予想されているため，地域の状況を注視し，機動的な対応を行うこと。

新型コロナウイルス感染症対策について，新規感染者数は減少傾向にあるものの，依然として高水準で推移し厳しい状況にあるため，引き続き医療提供体制の整備やワクチン接種の促進を図るなど，感染拡大防止対策に取り組むこと。また，国では新型コロナの感染症法上の位置づけを「２類相当」から「５類」に見直す方向で議論が行われており，その動向を踏まえて感染拡大防止と経済の回復との両立を図ること。

Ｇ７広島サミットについて，平和に加え本県の魅力を世界にアピールする絶好の機会であるため，会議の成功はもとより，サミットの経済効果が県内各地に幅広く行きわたりサミット後もその効果を活かせるよう，しっかりと準備を進めること。

観光振興について，５月にＧ７広島サミット，再来年には大阪万博も控えており，観光産業には大きなチャンスであるため，これらの効果を取り込みチャンスを逃すことのないよう具体的な計画を立てて取組を進めること。

社会基盤の整備について，防災・減災をはじめ本県の中枢拠点性の向上などにとって重要な対策であるため，引き続き，県土強靭化に向けて，治水や土砂災害対策，建物の耐震化など，事前防災に資する取組を着実に進めること。

このほかにも，県経済の発展や地域の活性化に不可欠な広域道路ネットワークの整備や空港・港湾などグローバルゲートウェイ機能の強化に向けた取組のより一層の推進などについて改めて要請しました。

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