【議長ブログ】8月6日(金曜日)厚生労働大臣の旧広島陸軍被服支廠の視察に同行しました。
印刷用ページを表示する掲載日2021年8月13日
田村厚生労働大臣の広島旧陸軍被服支廠(以下,「被服支廠」と表記)の
視察に同行し,知事とともに県の対応方針等を説明しました。
被服支廠は,戦前は軍服などを製造する工場で,原爆投下直後には,
被爆者の臨時救護所として使用された,現存する最大級の被爆建物です。
4棟が現存しており,このうち県が3棟,国が1棟を所有しています。
県では,所有する3棟すべてを耐震化する方針を決定していますが,
国所有の1棟については対応が決まっておらず,国に対して県と連携するよう
要請をしているところです。
今回の視察で,田村大臣も被爆建物の重要性を認識され,
「保存,利活用のあり方について,県,広島市との議論を踏まえ検討して
いきたい」と述べられました。
県議会といたしましても,被服支廠の最適な保存・利活用に向けた検討を
進めてまいります。
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