災害時に活躍!
あなたの町の消防団員
消防団とは…?
消防団とは普段は自分の職業に就いている消防団員が、災害時などに活動するため設置された団体で、地域における消防力・防災力の向上、地域コミュニティの活性化に大きな役割を果たしています。
消防団員は災害時の消火活動や救助活動をはじめ、風水害が予測される場合には、河川の水位の警戒や土のう積みなど様々な活動を行います。また平常時には、イベント等での防火啓発活動など地域に密着した活動を展開しており、今後予想される大きな災害に備えるためには、消防団員の力が必要です。
INTERVIEW
![インタビューに答える日谷さん](/soshiki_file/kouhou/dayori/202307/web3/img01.webp)
日谷 佐織里 さん (ひだに さおり)
東広島市出身。東広島市消防団女性方面隊女性分団に所属し、現在は班長も務めている。活動歴は3年。
主な活動は、訓練や防災の啓発活動
![訓練中の日谷さん](/soshiki_file/kouhou/dayori/202307/web3/img02.webp)
消防団の存在を知ったのは、父親が団員として活動していたことがきっかけです。自分もやってみようと思い、まず地元地域の消防団に入りました。現在は、東広島市消防団女性方面隊女性分団に所属しています。
普段は、ロープ結びの練習など災害時にすぐ対応できるようにするための訓練や研修会のほか、イベントで子どもたちに紙芝居を披露したり消火器の使い方を教えたりなど、防災の啓発活動を行っています。
![様々なロープの結び方](/soshiki_file/kouhou/dayori/202307/web3/img03.webp)
自分のペースで仕事と団員活動を両立
![幅広い年齢の団員たち](/soshiki_file/kouhou/dayori/202307/web3/img04.webp)
隊には幅広い年齢の人たちが所属しています。年齢は違っても同じ地域に住む団員同士が支え合いながら活動しています。それぞれ仕事と団員活動を両立しながら、各自のペースで取り組んでいます。
これまで、火事現場で川から水をとるためにホースをつないだり、大雨の際に一人暮らしの方の避難をサポートする活動を行いました。いざという時に地域の人の役に立てるのは、大きなやりがいにつながっています。
![ホースを片づける日谷さん](/soshiki_file/kouhou/dayori/202307/web3/img05.webp)
少しずつ増していく地域貢献への思い
![ホースを持つ日谷さん](/soshiki_file/kouhou/dayori/202307/web3/img06.webp)
入団当初はあまり意識していませんでしたが、活動を続ける中で、地域貢献への思いが少しずつ強くなったように思います。これからも、災害や火災の現場で地域の人々の安全を守る活動をしていきたいです。
また、普段の生活でも個人が注意できる点はあります。例えばフライパンから火が出たとき、どうしようと悩む時間をなくせたら火災を防ぐこともできます。もしもの際の対応方法を伝える活動にも力を入れたいです。