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現在地トップページ > ひろしま県民だより (平成26~27年度) > ウェブ版 > 平成27年12月号 - 目次 > ひろしま県民だより 平成27年12月号(特集2「"今"やらんといけんじゃろ!!」)

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“今”やらんといけんじゃろ!

今回のテーマ 林業振興

産業として自立できる強い林業をめざして

豊富な人工林資源を生かして、林業の活性化を進めています。

県土の約7割を占めている森林。戦後、荒廃した山林を復興するためスギやヒノキの植栽が進められ、今ではその面積は14万ヘクタールにも及んでいます。これらの人工林は、まさに伐採して木材として利用するのに適した段階となっています。豊富な人工林資源を生かし、林業の活性化を図るため、広島県では農林水産業の構造改革をめざす「2020広島県農林水産業チャレンジプラン・アクションプログラム」を策定し、木材の生産から流通、加工、消費を通じた県産材の競争力強化と利用拡大を進めています。

県内のスギ・ヒノキ人工林の資源状況


木造住宅における県産材の利用拡大に取り組んでいます。

県内の木材消費量の約6割を占める住宅分野において、県産材のシェアは約1割程度にとどまっています。そこで、住宅の部材のなかでも特に木材の使用量の多い骨組み部分(柱・梁・桁・土台などの部材)を中心に、県産材への転換を図っています。具体的には、県産材を加工する製材工場と協定を結んだ住宅メーカーに対する助成などを通じ、木造住宅における県産材の利用拡大に取り組んでいます。

県営舟入住宅3号館(H25.11完成) 三次市農業交流連携拠点施設〔トレッタみよし〕(H27.3完成)


森林資源の効果的な活用のため、幅広い林業振興に取り組みます。

森林は県土の保全、水源の涵養、地球温暖化防止などの多面的機能を発揮する貴重な資源です。この資源を活用し続けるためには、木材の生産から流通、加工、消費にいたるまでの幅広い林業振興が必要となります。県では、県産材の利用拡大のほか、徹底した生産コスト管理や運搬経費の削減など効率的な生産・流通体制の確立を進め、産業として自立できる強い林業の実現をめざします。


さらなる県産材の生産量の増加に向けて

高性能林業機械を導入するなど伐採の効率化を進めた結果、県産材(スギ、ヒノキ)の生産量は大きく増加してきました。平成32年の県産材生産量40万m3をめざし、さらなる生産の効率化に取り組みます。

県産材の生産量

高性能林業機械による伐採現場


中大規模建築物の木造設計に精通した建築士の育成

住宅に加え、公共建築物や商業ビル等の中大規模建築物にも県産材の利用ができるよう昨年・今年の2年間で「ひろしま木造建築塾」を開催し37名の建築士を育成しました。これらの建築士は専門的な設計技術はもちろん、県産材の特性や調達方法にも詳しい県産材利用のプロフェッショナルですので、ぜひご相談ください。

H27 ひろしま木造建築塾修了証書授与式

【お問い合わせ】林業課森林企画グループ TEL.082(513)3683

知っとこ! ひとコマニュース「おじいちゃん予防接種受けないと」「インフルエンザなんかに負けん!」「注射がこわいんでしょ?」

インフルエンザの対策はお早めに。

子どもや高齢者は重症化するリスクが高いので要注意です。

インフルエンザに負けない予防法を知っておきましょう。

◎インフルエンザ対策には予防接種が有効です。予防接種は発症予防に役立つだけでなく、発症した後の重症化を防ぐ効果もあります。抵抗力が弱い子どもや高齢者には特に有効です。できれば12月中旬までに受けましょう。
◎インフルエンザにかからないようにするには、規則正しい生活を心がけることも大切です。手洗い・マスクなどの咳エチケットを徹底して、インフルエンザに「かからない」「うつさない」習慣を身につけましょう。

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