平成２５年９月１日（日曜日）　東広島市役所庁舎完成記念式典に出席しました

　１０時，東広島市役所庁舎完成記念式典に出席しました。東広島市は，昭和４９年に旧賀茂郡４町が合併し，市制を施行して以来，大学誘致による学園都市の形成を基軸としたまちづくりに取り組み，目覚しい発展を遂げました。こうした中，東広島市では『未来にはばたく国際学術研究都市　～ともに育み，人が輝くまち～』を将来都市像に掲げ，多彩な個性を活かした「まちづくり」を積極的に進めています。今後，新庁舎の完成により，市民の皆様にとって利便性や機能強化が図られ，市民サービスの新たな拠点となることを期待しています。

　１３時４０分，エディオンスタジアム広島で開催された「なでしこリーグオールスター」のセレモニーに出席しました。広島では初の開催となる「なでしこリーグ決勝戦」と「オールスター戦」。あいにくの雨となりましたが，大勢の熱心なファンがカッパを着て応援に駆けつけてくれていました。私は松井広島市長とともにオールスター戦を前に，パンテーラとエストレーラ両チームのキャプテンに花束の贈呈を行いました。雨を忘れさせる熱戦を期待しています。

　１６時３０分，広島大学病院新診療棟の開院記念式典に出席しました。広島大学病院は，本県の医療の要として，高度先進医療を担っていただくとともに，高度救命救急センターや災害拠点病院など，県民の方々が安心して質の高い医療サービスを受けられる環境づくりに寄与してこられました。こうした中，広島大学病院においては，手術室の増室(ぞうしつ)や化学療法室の増床(ぞうしょう)など，診療面での機能強化を図るとともに，「グリーン・ホスピタル」を基本理念とされ，医科・歯科融合型の新しい発想に基づく利用者に優しい施設や「未来医療センター」「スポーツ医科学センター」の整備により，先進医療の実践などにも取り組まれています。こうした取組は県民に大きな安心を与えるとともに，医療人材の質の向上や医療技術の高度化へと結びつき，先進モデルとして，中四国地方はもとより，世界に発信できる施設になるものと期待しています。今後とも，県内から多くの優れた医療人材を輩出いただくとともに，全国から，また，世界各国から優れた人材が集う“知の拠点”となるよう，広島県の魅力向上に向け，ともに歩んでいきたいと思います。