平成２４年１０月１４日（日曜日）　地域の宝チャレンジ・トークで府中町を訪ねました

　９時４５分，「日本剣道連盟設立６０周年記念第３９回全日本杖道大会(ぜんにほんじょうどうたいかい)」の開会式に出席しました。昨今，規範意識の希薄化や他人に対する無関心が，社会に大きく影響を及ぼしており，人としての思いやりや感謝の心を育むことが重要な課題となっております。お互いを敬い，礼節や作法を重んじる杖道は，厳しい稽古の中でほか者を尊重して礼を尽くす心を育み，また，慌しい現代を生きる私たちの心に，深い達成感と感動を与えてくれます。自己を鍛錬し，礼節や作法を身につけることが重要であることを改めて感じました。

　１０時４０分，地域の宝チャレンジ・トークで府中町を訪ねました。まず，訪ねたのは永田池というところで，平成９年に池一面にホテイアオイが咲いたことをきっかけに，毎月清掃活動を行い，その活動を行うグループ「カエル倶楽部」が誕生し，今では小中学生との環境学習や水辺のバザール，環境改善など様々な取り組みを行っておられます。ここでは，その活動状況や成果を見せていただき，成果の一つでもある「芋ほり」も体験させていただきました。

　次に訪ねたのは，社会福祉法人Ｆｉｇ福祉会高齢者総合サービスセンターです。この施設には，地域密着型特別養護老人ホーム，短期入所生活介護とともに，認定こども園が併設されていて，園児と高齢者との交流が積極的に行われています。こうした取り組みや課題などについて意見交換も行いました。また，サプライズ企画として私の誕生日も祝っていただきました。ありがとうございました。

　１２時，地域の宝ネットワーク交流会に出席しました。今回は１６名の地域の宝に参加いただき，日ごろの取り組みなどについて意見交換を行いました。意見交換は盛り上がり，相互のつながりが深まったと思います。

　１３時３０分，「湯崎英彦の地域の宝チャレンジ・トーク」のスタートです。今日は，４名の地域の宝に事例発表を行っていただきました。まず，中村さんからは「紙芝居で笑顔あふれるまちづくり」について，讃岐さんからは「～豊かな地域づくり～健康と笑顔あふれるまちづくり」について，神野くんからは「学び合い共に深まる感謝の心」について，才田さんからは「先輩のつくった学校を超える挑戦」について事例発表いただきました。いずれの発表も興味深く素晴らしい挑戦で，今後こうした挑戦の輪が広がることを期待します。