平成２４年１０月６日（土曜日）　２０１２酒まつりが開催されました

　９時３０分，広島県立美術館の特別展「世界遺産ヴェネツィア展～魅惑の芸術-千年の都～」開会式に出席しました。ヴェネツィアの芸術・文化は，経済的な繁栄とともに育まれ，ヴェネツィアン・グラスやヴェネツィア派の絵画など，高度な技術と独創性をもった作品を数多く生み出しました。この展覧会では，ヴェネツィア市内７つの美術館，博物館が所蔵する名品約１５０点を一堂に集め，ヴェネツィアの「美」の歴史を多角的に紹介しています。この展覧会を通じて，県民の皆様が，ヴェネツィアの歴史や文化に目を向け，さらに理解を深めていただく契機となればと思います。是非，広島県立美術館にお越しください。

　１０時４５分，「２０１２酒まつり」オープニングセレモニーに参加しました。今年で２３回を数えるこの祭りには，毎年，２０万人を超える方々をお迎えし，銘醸地（めいじょうち）にふさわしい，「酒」をシンボルとした祭りとして，県内外に広く知れ渡たっています。全国約９００銘柄の飲み比べや美酒鍋をはじめとした東広島のグルメや，酒蔵コンサートなど街角や酒蔵で開かれる多彩なイベントで街は盛り上がり，今日も朝早くから多くの人が東広島に集まっていました。また，広島県では，新観光プロモーション「おしい！広島県」を３月末にスタートさせ，魅力はあるものの，県外の方には，あまり知られていない広島県の観光資源を，インパクトのあるプロモーションで知っていただき，誘客に繋げていく取組を進めていて，ここ「西条」についても，「日本三大銘醸地と称されるのに，「灘，伏見，あと一つどこ？と言われる」」というフレーズでＰＲしています。今後とも，この素晴らしい酒づくり文化や観光資源を，国内外に向けて積極的に発信していきます。

　また，オープニングセレモニーの終了後，昨年設立されたＦＭ東広島のラジオ生放送に出演しました。全国からお客様が来られるので，おもてなしの重要性などについてお話しました。毎年訪れてみて，この酒まつりが広島の一大イベントであることを感じ取ることができました。