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平成29年1月30日(月曜日)バチカン外務長官が来訪されました

印刷用ページを表示する掲載日2017年1月30日

11時00分,ギャラガーバチカン外務長官が来訪されました。
外務省の招へいで来日されたギャラガーバチカン外務長官,チェノットゥ駐日バチカン大使,ルッキーニバチカン外務庁日本担当課長,オビエジンスキー駐日バチカン大使館書記官,中村駐バチカン日本国大使の皆様,ようこそ広島へお越しいただきました。心から歓迎いたします。
バチカンは,世界平和の確立,人道主義の昂揚を重視されており,ギャラガー外務長官をはじめ皆様をお迎えすることは,広島県にとって大変意義深く,また,非常に光栄に思います。
フランシスコ法王におかれては,被爆70周年に際し,広島と長崎に心を寄せ,核兵器のない平和な世界の構築を呼び掛けていただくなど,広島の知事として,心より感謝いたしております。
フランシスコ法王が述べられたとおり,ここ広島は,人類史上初の原子爆弾による破壊の象徴であると同時に,そこから復興を果たした象徴でもあります。
本県は,広島の使命である核兵器のない平和な国際社会の実現に向けて,「国際平和拠点ひろしま構想」に基づき,「核兵器廃絶」と「復興・平和構築」に向けた取組を進めております。
ローマ法王ヨハネ・パウロ2世に広島の地を訪れていただいてから36年が経過いたしました。今,世界は,内戦や紛争等によって混迷を深めております。是非とも,フランシスコ法王に広島を訪問して世界の平和をお祈りいただき,広島から平和な世界の実現に向けた力強いメッセージを発信いただきたいと期待しております。そのことは,広島県民の願いでもあり,ギャラガー外務長官をはじめ皆様方には,法王の広島訪問について,お力添えいただくことをお願いいたします。
皆様方には,この後,広島平和記念公園を訪問いただくと伺っておりますが,被爆の実相に触れることの重要性を感じていただけるものと思います。各国,特に,核兵器国の政治指導者の被爆地訪問について,フランシスコ法王,ギャラガー外務長官をはじめ皆様方のお力添えをお願いいたします。
本日は,誠にありがとうございました。

【会談の様子】
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