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平成28年1月16日(土曜日)地域の宝チャレンジ・トークで海田町を訪問しました

印刷用ページを表示する掲載日2016年1月16日

 10時30分,第20回県政知事懇談「湯崎英彦の地域の宝チャレンジ・トーク」で海田町を訪問しました。最初に海田町寺迫の海田東公民館に伺いました。こちらでは海田郷土文学研究会の皆さんから古い写真の収集,保存,展示活動についてお話を伺いました。展示されている写真の古いものでは明治時代のお葬式の風景を写したものや提供いただいた写真の裏に戦前の軍による検閲印が押されているものなどがあるとのことで,当時の習慣や風俗を知ることができるものが多いそうです。地域の歴史を知ることのできる貴重な資料であり,活動を通じて後世に伝えていきたいとのことでした。

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 11時5分,場所をお隣の海田町民センターに移して「海田鼓童子」の皆さんの活動を視察させていただきました。「海田鼓童子」は海田町の小中学生を中心にして結成された和太鼓のクラブです。皆さんから迫力のある和太鼓の演奏を聞かせていただきました。またせっかくの機会なので,飛び入りで少し和太鼓をたたかせていただきましたが,思った以上に難しく,いかに皆さんが日ごろから一生懸命練習しているかがよくわかりました。

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 12時00分,場所を「海田町ひまわりプラザ」に移して,地域の宝ネットワーク交流会を開催しました。これまでの「宝さがし」や「チャレンジ・トーク」に参加していただいた方を中心に,昼食をいただきながら情報交換させていただきました。同じ町内で活動しながら分野が違えば初めてお会いされる方もおられるようで,これを機会にまた新しいネットワークが作られていくことができればと思っています。

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 13時30分,「湯崎英彦の地域の宝 チャレンジ・トーク」の開催です。今回は5組の方に発表していただきました。まずは,織田幹雄スポーツ振興会の八木紀光さんと永海房雄さんです。お二人からは改めて織田幹雄さんの功績を紹介していただくとともに20周年を迎える振興会が取り組む「金メダルの日」記念事業や海田町駅伝大会などについてお話を伺いました。続いて住民グループ「海田のヒマワリ屋さん」から川上一望さんと宮尾利奈子さんから発表いただきました。お二人からは昭和61年に海田町合併30周年を記念して制定された町花ヒマワリについて,単に花壇の整備やヒマワリの栽培だけでなく,箸でヒマワリの種を皿から皿に移していく数を競うタネリンピックなどの取組により町民の方にヒマワリにより親しみを持っていただく取組をしていることなどについてお話を伺いました。3番目は海田町立海田西中学校3年生の岩田尚也君です。岩田君は海田西中学校が取り組む「あいさつ運動」,「3校合同クリーンキャンペーン」,「植栽活動」の三つの取組について発表してくれました。3週間後に高校受験を控えているとのことですが,しっかりと発表してくれました。4番手は海田町立海田中学校2年生の栗原育美さんです。栗原さんは海外留学生との交流事業「グローバル・キャンプ」に参加して織田幹雄さんのことを英語で発表したことや所属する海田中学校陸上部が地域の方からのバックアップもあって久しぶりに県大会に出場できたことなどについて発表してくれました。最後は県立海田高校家政科2年の倉本碧さんです。倉本さんからは海田高校家政科はスペシャリストになることを目指していろいろな資格の取得やコンテストへの出場に積極的に取り組んでいることや中世の衣装を作成して県立歴史博物館に寄贈したり,自分たちでデザイン,作成した衣装を着用してファッションショーを開催していることなどについて発表してくれました。また,倉本さんは今年の7月30日から開催される「全国高等学校総合文化祭2016ひろしま総文」の家庭部門の生徒実行委員長でもあり,その事前準備の状況などを海田高校の仲間と一緒に報告してくれました。

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 15時20分,同じく「海田町ひまわりプラザ」で県・市町連携会談を行いました。海田町の現状についてお話を伺うとともに,広島市東部連続立体交差事業やその関連事業の早期実施について確認するとともに,海田町の魅力発信の方法について意見交換しました。また,県からは広島県「みんなで減災」県民総ぐるみ運動への協力をお願いするとともに,海田町の状況についてお話を伺いました。

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