平成２３年８月２４日（水曜日） 成都の商業施設を視察しました
印刷用ページを表示する掲載日2011年8月24日
３日目です。
９時から行われた県立広島大学と四川大学，四川農業大学，西南交通大学との交流会に同席をしました。広島県と四川省は友好提携を結ぶ関係にありますが，県立広島大学と四川大学，四川農業大学の間でも友好・学術交流等の協定を結んでいるところです。今回の訪問が契機となって，各大学間の連携協力が一層強固なものとなり，新たな産業につながるような共同研究開発や相互留学の拡大に向けた取組が進むことを期待していますとご挨拶しました。
この後，三菱東京ＵＦＪ銀行成都支店の大住課長さんに四川省経済の現況をご説明いただき，その後，伊勢丹デパートの「成都伊勢丹」と中国資本の「王府井デパート」を視察しました。伊勢丹の海老名総経理によると，成都の人たちには，四川省では農作物が豊富に獲れるためか楽天的な方が多く，新しいものを求めたがる傾向が強いとのこと。その分消費意欲も高く，特に化粧品の売上が相当の割合を占めているそうです。確かにデパート内も商店街もたくさんの買物客で溢れ返るほどで，高成長を誇る中国・四川省の大きなパワーを感じました。
午後から重慶市へ移動しました。重慶市では，明日から財団法人自治体国際化協会が主催する第１０回日中地域間交流推進セミナーが開催されます。今日は１９時から，このセミナーに参加する日本側の訪中者を対象とした重慶市人民政府主催の歓迎レセプションに出席しました。
