10時過ぎ,安芸津港から船で美しい海と島を眺めながら大崎上島に向かい,到着してまず,農事組合法人「シトラスかみじま」を訪ねました。平成20年から事業を開始し,農地集積・農地造成から始め,現在はハウス用苗木の定植が行われていました。今後,ハウス建設が行われ,平成24年から「ハウスせとか」やレモンなどの販売が開始されます。一からのスタートで苦労されたお話を伺い,ハウスができたら風景も一変するそうで,是非見学に来たいと思います。また,ここでできた収穫物を是非食したいと思います。
次に,農事組合法人「神峯園」を訪ねました。約35年前,代表幹事の横本さんが柑橘と作業の繁忙期が異なるブルーベリーを大崎上島に導入し,今では代表的な特産物となっています。ハウスでブルーベリーを食しましたが,本当に甘くおいしかったです。
次に,神峯山山頂から瀬戸内海を展望しました。少し霧がかかっていましたが,瀬戸内の多島美を満喫しました。晴れていれば四国も見渡せるとのことで,最高の観光スポットになると思います。
次に,海と島の歴史資料館で高田町長らと懇談会を行いました。懇談会では,大崎上島の公共交通の状況や「瀬戸内 海の道構想」における町との連携策や柑橘産地の再生と担い手育成などについて意見交換を行いました。今後とも県と町で連携していきたいと思います。
最後に,契島にある東邦亜鉛製錬所を見学しました。島すべてが製錬所で鉛などの製錬工程を見せていただきました。大変勉強になりました。