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平成23年4月20日(水曜日) 第2音戸大橋が間もなく架橋されます

印刷用ページを表示する掲載日2011年4月20日

 このたび,広島市出身でハノーファー北ドイツ放送フィル名誉指揮者の大植英次さんが,東日本大震災の被災地を支援するため急遽帰国され,広島県内及び岩国市内でチャリティーコンサートを開催されました。今日は,コンサート会場で寄せられた義援金の目録手交にいらしてくださいました。大植さんは,昨年の県内における大雨災害の際にも,チャリティーコンサートを開催し義援金を募ってくださるなど,遠くヨーロッパの地からも故郷広島,日本のことを心配してくださっています。世界中の多くの皆さんの支援のお気持ちを大切にしたいと思います。

大植英次氏1

 広島県では,音戸大橋の慢性的な交通渋滞解消に対応するため,呉市警固屋と音戸町を結ぶ「警固屋音戸バイパス」の整備を進めています。4月24日(日曜日)には,このバイパスの一部となる「第2音戸大橋」の架設作業が行われる予定です。今日は,この第2音戸大橋の中央径間部の製造を受注されている株式会社IHI呉事業所等を訪問しました

 はじめに,アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド呉工場において,30万トン級のタンカーの製造現場を視察させていただきました。各ブロックごとに造られた船体を大型クレーンで船渠内で大型タンカーとして組み立てられていく,迫力ある風景は,造船のまち呉ならではのものでした。コンピュータで緻密な設計をするかと思えば,最後は人の手でハンマーを叩きながら造り上げていくとのことで,巨大タンカーといえども最後は卓越したものづくり技術が必要となってくることを実感しました。また,呉第二工場で造られている航空機のエンジン部品のうち,シャフトという重要部品については,世界の全てのボーイング777に使用されているとのことでした。広島製品が世界中の空を飛んでいる,とても誇らしいことですね。

アイエイチアイ視察1アイエイチアイ視察2アイエイチアイ視察3アイエイチアイ視察4

 この後,新宮工作部へ移動し,第2音戸大橋の中央径間部を視察しました。橋長492メートルのアーチ橋で完成すると国内で4番目の長さとなります。今回の架設作業には,国内最大級の大型クレーン船で一気に架けられるもので,迫力ある工事風景を間近でご覧いただけるよう,24日(日曜日)には見学会場も設けられる予定です。

http://www.iis-kensetu.com/~ondo/

第2音戸大橋1第2音戸大橋2

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