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平成23年2月5日(土曜日) アメニティーフォーラムに参加しました

印刷用ページを表示する掲載日2011年2月5日

 1月15日のブログにも掲載しましたが,2月4日(金曜日)から6日(日曜日)にかけて開催される「アメニティーフォーラム15」に参加するため,この日,滋賀県大津市を訪れました。

 初めに,「アール・ブリュット・ジャポネ凱旋展」を見学しました。アール・ブリュットとは,「生(き)の芸術」という意味で,障害のある方が,特別な芸術教育を受けていないにも関わらず,非常に独創的な芸術表現がなされているものだそうです。その定義のとおり,いずれの展示作品も非常に伸びやかで自然な作風が素晴らしい,印象的なものばかりでした。この後,バリアフリー映画を鑑賞しました。バリアフリー映画とは,障害のある人もない人も共に楽しむことができるよう,映画の各場面ごとに,その状況を解説した字幕と副音声をつけた作品で,私としては初めての体験でしたが,全ての人たちが同じ空間で同じ映画を楽しむことができるというのは素晴らしいことであり,こうした作品がもっと増えていくことが必要だと感じました。

 この後,「知事セッション」があり,佐賀県古川知事がコーディネイターとなって,私のほか,高知県尾崎知事,栃木県福田知事,滋賀県嘉田知事が登壇しました。私からは,広島県では,職員の行動理念の中で定めた「社会を構成する様々な主体と連携しつつ,地域社会全体の価値を高める」という我々の使命に基づいて,支援等を必要とする人が地域で安心して暮らせる社会の実現を目指していること,そして,サポートファイルの活用など現場から生まれた知恵と工夫を,さらなる「現場主義」の徹底によって地域に広めて参りたいと考えていることなどをお話しました。

アメニティーフォーラム1アメニティーフォーラム2アメニティーフォーラム3アメニティーフォーラム4

 知事セッション終了後,今回のフォーラムに広島県から参加されているNPO法人や市町で障害者福祉に携わっている方々とお会いする機会がありました。日頃のお仕事の中で抱えている悩みや課題などについて,フォーラムに参加している多くの方々と意見交換や交流を図ることで,更なるエネルギーの源とされていました。障害のある方々が地域で安心して暮らしていける社会の実現に向け,引き続き,よろしくお願いいたします。

アメニティーフォーラム5アメニティーフォーラム6

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