画像:早春の仙巌園(写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟)
弊県人会は、我が国で初めて開催された東京オリンピックに沸く昭和39年に、この広島の地で数人の有志の方々によって設立されました。
あれから幾星霜、先輩方の懸命のご尽力により、県人会は地道に発展を続け、会員数も約250名となり、平成30年に創立54年になります。
ふるさと駅伝の応援や花見・忘年会など各種行事などを通じて、会員相互の親睦を図っています。
塩満 和彦
(ここ広島に約40年住んでみてわかったことですが、)広島県と鹿児島県はいろいろな共通点があります。
両県とも自然に恵まれ、美しい景勝地を持ち、美味しい食べ物も多くあります。
なかでも、人間を一番リラックスさせるアルコール飲料(鹿児島の焼酎、広島の日本酒)の名産地であります。
そして、何よりも大きい共通点は両県民とも非常に人情が厚いということです。
両県の人間は、一見排他的でとっつきは悪いですが、ひとことで言うと、「いい人間」が多い。
蛇足ながら、広島市内を路面電車が走っているところも、鹿児島市内の風景とよく似ています。
われわれ鹿児島県人会員の約250名は、故郷鹿児島と同じくらい広島を愛し、広島県の経済のために、広島県の発展のためにそれぞれの立場で頑張っています。
多くの県人会の皆さんが鹿児島と広島という「2つの故郷」を強く感じており、ささやかながら広島県と鹿児島県の架け橋になれれば、という気持でいます。