現役高校生として全国で唯一出場し，銅賞受賞！技能五輪全国大会（西洋料理）で活躍しました。（総合技術高等学校）
総合技術高等学校食デザイン科３年の村井 流（むらい りゅう）さんが，沖縄県で11月に開催された，第56回技能五輪全国大会（※）に出場し，「西洋料理」職種において銅賞を受賞しました。全国の予選を勝ち抜いた出場45名中，唯一の現役高校生でした。
※「技能五輪全国大会」とは，23歳以下の青年技能者がその技能レベルの日本一を競うことにより，国内の青年技能者の技能水準の向上を図り，併せて広く国民一般に技能の重要性，必要性をアピールし，技能尊重機運の醸成を図ることを目的に，昭和38年から毎年開催されています。
【銅賞を受賞した村井さんの料理】
オードヴル（左），メインディッシュ（中），デザート（右）
１月８日（火）に，教育長を訪問し，受賞の報告をするとともに，大会で作ったデザートを提供しました。
教育長から大会での苦労や発見などを尋ねられた村井さんは，
「開催地沖縄の独特な食材を，どうすれば美味しく作れるかを考えるのに苦労しました。」
「一位になった方の盛り付けは，その手順や方法が今まで見たものと全然違っていて，力不足だなと感じました。」
「衛生面の管理をしっかりできた部分を評価してもらいました。先生方に良い指導をしていただいたおかげです。」
と，述べました。
また，将来の夢について尋ねられると，
「西洋料理の世界で活躍できる料理人になりたいです。」
と今後の抱負を語りました。
教育長は，デザートを実食し，
「とてもおいしいですね。二層のムースを混ぜると味が変わり，また違った味が楽しめますね。」
と感想を述べ，
「唯一の現役高校生として出場した中での，銅賞は素晴らしいです。」
「料理の鉄人を目指して，これからも頑張ってください。」
と，健闘を称えるとともに今後の活躍にエールを送りました。
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