ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
  • ホットライン教育ひろしま >
  • 合言葉は「圧倒的チームワークで全国制覇!」全国高校生介護技術コンテストに初出場!!(黒瀬高等学校)

合言葉は「圧倒的チームワークで全国制覇!」全国高校生介護技術コンテストに初出場!!(黒瀬高等学校)

 黒瀬高等学校福祉科は,介護福祉士養成校の福祉系高等学校として認可を受けており,最短の3年間で介護福祉士国家試験受験資格を得ることができます。
 同校は,7月27日(木)に開催された,第3回中国地区高校生介護技術コンテスト(※)において,最優秀賞を受賞し,全国大会への出場権を獲得しました。

 ※高校生介護技術コンテスト…福祉を学ぶ高校生が,課題事例に対する介護技術力を競い,介護技術を高めるとともに,様々な介護場面における,適切かつ安全な支援ができる能力と態度の育成を目的に開催されています。

jitugiapi

【中国地区大会 介護実技の様子】

【中国地区大会 アピールの様子】

 10月16日(月),同校福祉科の次の生徒3名が教育長を訪問し,中国地区大会の様子や全国大会への意気込みを語りました。

 3年 飯田 冬海(いいだ ふゆみ)さん
 3年 畑中 咲乃(はたなか さきの)さん
 3年 松下 愛(まつした あい)さん

futariiida

 生徒たちは,中国地区大会の映像を上映しながら,
 「中国地区大会の課題は,園芸が趣味の82歳の女性のズボンの着替えと水分補給を促すという内容でした。」
 「園芸が趣味ということだったので,花の話をしたり,机の上の花瓶の花を女性の方に向けたりするなど,要介護者の気持ちに寄り添えるように意識しました。」
 「5秒程度の立位は可能という要介護者の状態を踏まえ,机と椅子のどちらを使う方が体勢が安定するかを自分たちでも体験しながら検討しました。」
 「事前に公表されていない引っかけ問題として,女性の上着のボタンの掛け違いが用意されていましたが,それに気付き対応することができました。引っかけ問題に対応できたのは,出場校中私たちだけでした。」
 と,中国地区大会について報告しました。

 教育長は,
 「すごく手際がいいですね。優しい声掛けがとても心地よいです。」
 「要介護者と信頼関係を築くことは難しいですが,大切なことですね。」
 と生徒たちの技術を称えました。

4ninn5nin

 続けて生徒たちは,
 「全国大会では,『圧倒的チームワークで全国制覇!』を合言葉に日本一を目指します。」
 「全国大会は秋田県で開催され,要介護者も秋田県在住の設定になるので,介護技術の勉強だけではなく,秋田の地域の話題や美味しいものについても調べて,信頼関係が築けるような声掛けをしたいです。」
 と全国大会への意気込みを語りました。

 教育長は,
 「人と心を通わすためには,相手の好きなこと,話題になることを調べて距離を縮めていくということが必要なんですね。」
 「3人でしっかりコミュニケーションをとって,チームワークよく,全国制覇の夢を叶えてください。」
とエールを送り,「夢は叶う」と自筆した色紙をプレゼントしました。

 kinen

 ⇒黒瀬高等学校ホームページ

 「広島の教育ギャラリー」一覧へ戻る