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広島がん高精度放射線治療センターについて

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年12月17日更新

(1) 建設予定地

広島市東区二葉の里三丁目
 

(2) 構造設備リニアック治療室,診療室,検査室,患者待合スペース等
 
(3) 医療機器高精度リニアック装置3台,CT装置,MRI装置等
 
(4) 人員体制

医師<放射線治療専門医> 常勤4名(別に4病院から非常勤として派遣)
医学物理士4名/診療放射線技師10名/看護師8名/事務等3名
 ※開設時の人員体制
 

(5) 治療機能

○ 高精度放射線治療を中心とした放射線治療を実施
○ 病床は無床で,通院治療を原則
○ 紹介元医療機関で検査・診断が実施されている患者を受け入れ
 患者のフォローアップ(経過観察)は紹介元医療機関で行う
○ 県内医療従事者(放射線治療医,医学物理士など),臨床研修を受入れ,
 人材育成を図る
○ 装置更新時の患者の受入れなど県内医療機関のバックアップ機能を果たす
 

高精度放射線治療センター(仮称)整備・運営計画の概要(平成26年3月)

1 設置目的

○ がんに罹る人は,今後ますます増加すると見込まれるなかで,放射線治療とりわけ高精度放射線治療への期待は大きくなっているが,4基幹病院(広島大学病院,広島市立広島市民病院,県立広島病院,広島赤十字・原爆病院)では放射線治療の患者数は余裕のない状況になっている。
○ 今後増え続ける放射線治療が適応となる患者に対応できるだけの新たな物的資源〈高精度放射線治療機器〉と人的資源〈放射線治療医〉を個別の病院単位で投入することは非効率であることから,4基幹病院の機能の連携・集約化を図る「高精度放射線治療センター(仮称)(以下,「センター」という。)」を設置し,広島からは「放射線治療難民」を生じさせない医療提供体制を実現させる。
 【広島県地域医療再生計画(平成22年1月)に掲げる事業】

2 役割

 高度なエックス線治療機器を複数設置するとともに,専門性の高い放射線治療医を複数配置して,より質の高い先端的な放射線治療を実施する。

3 設置・運営主体

(1)設置主体
 広島県 【公の施設】
 4基幹病院の機能分担・連携という今後の医療政策上の課題に対応する先駆的取組であり,かつ先端的な高精度放射線治療を広く県民に提供

(2)運営主体
 社団法人広島県医師会を予定 【指定管理者制度】
 4基幹病院等の円滑な協力を実現し,人材育成等公益事業を行うとともに,民間の機動性・柔軟性を活用

(3)推進体制と情報公開
○ 4基幹病院,広島県,社団法人広島県医師会に広島市を加えた7者共同事業として協議しながら推進する。
○ 運営開始後は,関係7者で「高精度放射線治療センター運営協議会」(仮称)を設置して必要な協議を行うとともに,運営に関する情報については積極的に公開する。

4 治療機能

○ がんに対する高精度放射線治療を中心に実施し,紹介元の医療機関で検査・診断が行われている患者を受け入れ,治療後の経過観察は原則として紹介元の医療機関で行う。
○ 無床で通院治療を原則とする。

5 治療疾患

(1)治療対象疾患
1.高精度放射線治療として意義の高い疾患 
強度変調放射線治療定位放射線治療画像誘導放射線治療
前立腺がん,頭頸部がん,脳腫瘍肺がん,肝臓がん,脳腫瘍すい臓がん,肝臓がん
2.センターの特長が生かせる疾患 ※疾患名は特定しない

(2)臓器単位による条件設定
○ 治療対象疾患については,各臓器の治療に携わる専門医等により,疾患ごと受入の条件を設定する。
○ 条件設定は,1.センターで治療を行うことが適切で,2.治療機器の特性を十分に考慮し,3.条件を満たす場合は積極的にセンターに紹介する という視点で行う。

6 治療連携

○ 4基幹病院は,適応がある患者をセンターに紹介する。
○ 臓器単位による条件設定に基づき,4基幹病院の部位別の診療科とセンターの間の治療連携体制を構築する。
○ 紹介には,情報ネットワークを活用する。
○ 併せて他のがん診療連携拠点病院からの受入手順,その他の医療機関からの紹介・受入の体制を構築する。

7 人員体制

(1)開設時の体制
放射線治療医 常勤4名【センター長含む】 ※他に非常勤で4病院から週2~3日派遣
診療放射線技師 常勤10名【うち4名は4基幹病院から派遣】,医学物理士 常勤4名
看護師 常勤8名,事務等常勤3名(他に医療事務等は業務委託又は派遣職員)

(2)人材確保
 広島大学の支援・協力で必要な医療スタッフを確保するほか,必要に応じ公募する。

(3)4基幹病院からの職員派遣
○ 医師,診療放射線技師については,経験を有する人材の配置が望ましいため,一部を4基幹病院からの職員派遣で確保する。
○ 職員の派遣は,4基幹病院の均てん化やセンターの活性化の観点から,継続的に実施する。

8 運営計画と施設計画

(1)運営計画
1日当たり治療患者数 
年間実患者数
年間稼働日数
79人
618人【定位照射放射線治療163人,強度変調放射線治療455人】
240日    ※運営開始までに具体的な運営マニュアルを作成

(2)施設計画
○ 社団法人広島県医師会の整備する広島県地域医療総合支援センター(仮称)との合築で整備する。
敷地面積
建築面積
延床面積
構       造
駐  車  場
6,000.00 
3,174.37 
4,550.84 【合築施設全体 13,148.20 
地下1階,地上2階建【合築施設全体 地上7階・一部2階,地下1階】
地下1階20台分【合築施設全体 70台】
○ 「二葉の里地区まちづくりガイドライン」を踏まえ,地下の待合スペースは患者のアメニティに配慮する。
(3)設置する治療機器等
治療装置動体追尾機能付特殊型リニアック   1台
高精度治療専用リニアック              2台
    放射線の集中の度合いと出力が高く治療効果が高い機種
    広い照射野を有し様々な部位に対応できる機種
治療計画装置,CT,MRI,エックス線撮影装置 等

9 収支見通し

別表のとおり。
○ 地方公営企業法は適用しないが,運営の実態を明らかにするため,事業全体の収支を公営企業会計の手法により作成し公表する。

初期投資見込額                                                                                                   (単位:千円)
※平成23,24年度は決算額ベースで,施設整備費には治療装置の設置に伴い必要となる追加工事費を含む。

23年度

24年度

25年度

26年度

27年度

合 計

用地取得

2,212

951,420

 

 

 

953,632

施設整備

10,773

22,676

310,550

533,531

1,208,940

2,086,470

備品購入

治療装置

 

 

 

 

1,890,000

1,890,000

関連機器

 

 

 

 

563,674

563,674

その他機器

 

 

 

 

357,480

357,480

初度備品等

 

 

 

 

136,243

136,243

 

 

 

 

2,947,397

2,947,397

合計

12,985

974,096

310,550

533,531

4,156,337

5,987,499

 10 ネットワークの整備

○ 効率的な治療連携のために専用の情報ネットワークシステムを整備し,4基幹病院からの治療計画の閲覧,高画質画像による遠隔合同カンファレンスを行う。
○ 社団法人広島県医師会が整備・運営する「ひろしま地域医療連携情報ネットワーク」の基盤整備を踏まえて整備し,将来的には他のがん診療連携拠点病院が参加可能なシステムとする。

11 人材育成

 臨床での研修,オープンカンファレンス,研究会等を実施し,県内医療スタッフのレベルアップや放射線治療医等の育成を図る。

12 放射線治療の技術的支援

 県内の放射線治療の均てん化と水準の向上のため,放射線治療の品質保証などがん診療連携拠点病院等に対する技術的支援を行う。

13 国際的な医療交流

 将来的には,海外からも患者を受け入れるとともに,海外の医療スタッフの研修の受け入れを検討する。

14 粒子線治療との連携

 将来的には,県内で民間等の主導による粒子線治療施設が提案された場合の連携のあり方を検討する。

15 運営開始までの準備

○ 共同事業の関係7者は,必要な準備を着実に進める。
○ 設置者である広島県と運営者(予定)である社団法人広島県医師会は,運営体制の構築に向け各種法令及びそれぞれの定める諸規定に従い,必要な準備を進める。

(別表) 企業会計方式で算定した収支見込

1 基本的な考え方

・ 施設整備費,医療機器・備品購入費,運営費については,施設使用料(診療報酬等)と地域医療再生基金(1,542,000千円)で賄う。
・ 次の費用については,政策的に必要な経費として県費で負担する。
基本的な考え方

2 損益計算書(抜粋) 

損益計算書(抜粋)

 3 キャッシュフロー計算書(抜粋)

キャッシュフロー計算書(抜粋)