手城川流域浸水対策について
印刷用ページを表示する掲載日2018年1月15日
1 要旨
福山市内を流れる二級河川手城川流域について,平成28年6月や平成29年7月・9月の大雨による浸水被害が生じていることから,「手城川流域浸水対策会議」を開催し,これまで3回の会議開催を経て,浸水対策をとりまとめました。
2 浸水被害の発生状況
最大降雨量(mm) | 最大水位 (m)(注1) | 手城川 溢水の有無 | 浸水被害 (戸)(注2) | 道路冠水 の有無 | |||
60分 | 総雨量 | 床上 | 床下 | ||||
平成28年6月22日~23日 | 28 | 148 | 1.98 | 有 | 9 | 39 | 有 |
平成29年7月5日 | 36 | 134 | 2.00 | 有 | 2 | 6 | 有 |
平成29年9月12日 | 50 | 68 | 1.79 | 無 | 1 | 1 | 有 |
平成29年9月17日 | 33 | 80 | 1.45 | 無 | 0 | 0 | 有 |
(注1)最大水位は,手城水位観測所において,観測された値である。なお,最大水位は,観測所の零点高(TP.-0.43m)からの読み値である。
(注2)浸水被害戸数は,福山市が把握できている情報であり,実態と異なる場合がある。
(注2)浸水被害戸数は,福山市が把握できている情報であり,実態と異なる場合がある。
3 浸水対策の概要
(1)手城川流域の浸水対策は,平成16年に策定した河川整備計画を着実に進め,流域の治水安全度の向上を図ることを基本とします。
(2)(1)が完成するまでには時間を要することから,浸水被害の軽減や防止のため,次期出水期(平成30年6)までに取組む対策と,それ以降の中長期的な取組方針を整理し,県・福山市が連携して計画的に対策を推進します。
(2)(1)が完成するまでには時間を要することから,浸水被害の軽減や防止のため,次期出水期(平成30年6)までに取組む対策と,それ以降の中長期的な取組方針を整理し,県・福山市が連携して計画的に対策を推進します。
区分 | 検討・実施する内容 | 事業主体 | |
次期出水期 (平成30年6月) までに取り組む 対策 | 測量・調査・検討 | 手城川流域の測量・調査(内水氾濫シミュレーションなど) | 福山市 |
ハード対策 | 雨水貯留施設に流出抑制施設の設置や堆積土を除去 | 福山市 | |
河川改修 | 広島県 | ||
ソフト対策 | 雨水貯留施設やため池の低水位管理 | 広島県・福山市 | |
水位計・監視カメラの設置 | 広島県 | ||
中長期的な 取組方針 | ハード対策 | 内水氾濫シミュレーションの結果を踏まえて有効な対策を検討・実施 | 広島県・福山市 |
河川改修 | 広島県 | ||
ソフト対策 | 内水氾濫シミュレーションの結果を踏まえて有効な対策を検討・実施 | 広島県・福山市 | |
防災情報の提供及び注意喚起等継続して実施 | 広島県・福山市 |
4 報告書
報告書は以下からダウンロードのうえ,ご覧いただけます。
5 今後の予定
会議で取りまとめた,次期出水期(平成30年6月)までに取組む対策及び中長期的な取組方針(ロードマップ)に基づき,対策を進めるとともに,進捗状況など,定期的にフォローアップを行ってまいります。
6 関連情報
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)