平成30年7月豪雨に伴う河川改良復旧事業(二級河川沼田川)の実施について
印刷用ページを表示する掲載日2018年11月28日
沼田川流域の河川激甚災害対策特別緊急事業の採択について
要旨
平成30年7月豪雨災害では,護岸崩壊や浸水被害が多く発生しており,緊急性の高い箇所から優先的に災害復旧事業に着手するとともに,甚大な浸水被害を受けた沼田川等では,発災直後より国土交通省と改良復旧に係る協議を進めてきたところです。この度,二級河川沼田川において緊急的・集中的に治水機能の強化を図る河川激甚災害対策特別緊急事業が採択されました。
事業の内容
(1)事業名 | 河川激甚災害対策特別緊急事業 |
(2)事業目的 | H30.7豪雨に対する家屋浸水被害の解消(浸水戸数2,483戸,浸水面積約670ha) |
(3)事業区間 | 沼田川・菅川・梨和川・仏通寺川・天井川(三原市沼田東町地先~本郷町地先) |
(4)事業内容 |
築堤・護岸の整備 河道掘削及び堰改築・撤去による河積の確保 対策延長L=13.1km ※「平成30年7月豪雨災害を踏まえた今後の水害・土砂災害対策のあり方検討会」の意見も踏まえつつ整備内容を決定しました。 |
(4)全体事業費 | 約53億円 |
(5)事業期間 | H30~H34(2018年~2022年) |
(5)平成30年度事業費 | 16.8億円(事務費含む)※災害対策等緊急事業推進費として配分 |
今後の予定
沼田川本川や菅川等支川の詳細設計を速やかに行うとともに,河道掘削については先行して実施するなど早期復旧・復興に努めていきます。
【平面図】