ダムの事前放流について
印刷用ページを表示する掲載日2024年7月23日
広島県では,近年激甚化する水害に備え,大雨が予想された場合に事前にダムの水位を下げる取り組みとして令和2年度より「事前放流」の運用を開始します。
事前放流のイメージ図
事前放流とは : 大雨が降り洪水の発生を予測した場合,事前にダムの水位を下げ,洪水調節容量の機能強化を行うことです。
洪水調節とは : ダムへ一定量以上の流入があった場合,下流への放流を調節(抑制)することです。
通常の放流のイメージ図
※洪水時に水を貯める場所で洪水調節を行います。
事前放流の実施方法
気象庁の予測降雨システムを基に,ダム上流の予測降雨量が基準値に達した場合に実施します。
事前放流を安全に行うために
・下流河川の急激な水位上昇を起こすような放流は行いません。
・下流のパトロールを実施し,河川内に人が入っていないか確認後に放流します。
・関係者(市町,警察署,消防署等)と連携して実施します。
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