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3-2.八幡川水系河川の維持の目的,種類及び施行の場所

印刷用ページを表示する掲載日2011年12月1日

3-2-1.河川の維持の目的

  河川の維持管理は地域の特性を踏まえつつ,洪水による被害の防止,河川の適正な利用,流水の正常な機能の維持,河川環境の整備と保全がなされるよう総合的に行います。

3-2-2.河川の維持の種類及び施行の場所

(1)河床の維持

 長期の間にまたは出水により土砂が堆積し,洪水の流下の阻害となるなど治水上支障となる場合は,水際の植生,瀬や淵の保全に対して十分配慮しつつ,掘削など必要な対策を講じます。また,逆に出水などによる河床の低下は,護岸など構造物の基礎が露出すると災害の要因となるので早期発見に努めるとともに,河川管理上の支障となる場合は適正な処理を行います。

(2)護岸,堤防の維持

 護岸,堤防については法崩れ,亀裂,陥没などの異常について早期発見に努め,必要な処置を行うとともに,堤防高の不足により局所的に流下能力が不足している箇所についても適切な処理を行います。

(3)ダムの維持

 貯水池については巡視及び堆砂測量などを行い,貯水池の状況を把握するとともに,ダム本体について変形量の測量及び堤体温度などの計測を行います。また,観測設備,警報設備及び放流施設などについても定期的な点検を行い,その機能の維持管理に努めます。また,ダム貯水池の水質についても観測し,必要に応じて浄化対策を行います。

(4)植生の維持,清掃活動等

 良好な河川環境の保全を図る必要がある箇所の草刈や植樹の管理は,関係市町と協力して実施します。
 清掃活動としては,毎年7月に八幡川,石内川で「八幡川クリーン作戦」が地元住民の方々の協力の下に行われています。今後も,地元住民の方々に対する一層の支援を行うとともに,子供達も含めた河川への関わりを深める環境づくりを行っていきます。

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