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京橋川・猿猴川 高潮対策事業について

印刷用ページを表示する掲載日2019年4月1日

京橋川・猿猴川 高潮対策事業とは

(1)概要

 広島市の市街地は,太田川のデルタ上に形成された地盤高の低い,いわゆるゼロメートル地帯であり,都市の発生発展上からも又地形上からも高潮の被害を受けやすい立地条件にあります。
 また,資産や都市機能の集積度が高いため,ひとたび高潮被害が発生すると,市民生活や経済活動に甚大な影響が及ぶ恐れがあります。
 このため,広島に来襲した台風のうち最も大型であったルース台風や,これ以上の伊勢湾台風級が来襲しても,異常高潮に対して安全に対処できるよう,京橋川,猿猴川,府中大川に高潮堤を建設し,高潮の被害から防護するものです。

(2)近年の高潮被害発生状況

 京橋川や猿猴川の沿川は過去幾度も高潮被害を受けています。
 特に,平成3(1991)年の台風19号に伴う高潮では広島港で既往最高潮位を観測し,市内全域で床上浸水346戸の大きな被害を受けたほか,平成16(2004)年の台風16号・18号においても多数の床上・床下浸水被害が発生しています。

 平成3(1991)年 台風19号での浸水状況写真 

宇品地区浸水被害の航空写真

宇品地区浸水被害の写真1宇品地区浸水被害の画像2 

(3)事業の内容

事業期間:昭和45(1970)年度~令和26(2044)年度(予定)

全体事業費:510億円

事業内容:護岸工24.2キロメートル等

施行区間延長:(京橋川左岸)5,400メートル
 (京橋川右岸)5,100メートル
 (猿猴川左岸)5,500メートル
 (猿猴川右岸)5,800メートル
 (府中大川左右岸)各1,200メートル

進捗状況(事業費ベース):約48%(平成30(2018)年度末)
平面図

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