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用倉大橋(ようくらおおはし)

印刷用ページを表示する掲載日2015年3月11日
用倉大橋

諸元

路線広島中央森林公園サイクリングロード
所在地三原市本郷町(広島中央森林公園内)
完成平成5年10月
橋長145.0m
最大支間長77.0m
設計荷重2等橋 TL-14
上部工形式3径間連続木造斜張橋
塔の高さ47.0m
有効幅員5.0m
車道幅員5.0m
管理者一般財団法人中央森林公園協会

世界最大の木橋が世界のサイクリストを「お・も・て・な・し」

 1993年10月,広島空港の開港に合わせて開園した広島中央森林公園は,空港周辺地域との緩衝緑地帯としての役割も兼ね備えた公園である。

 この空港を取り囲むように整備されたサイクリングロードは,国際規模の競技大会も開催可能な我が国初の自転車専用道であり,平成6年に開催された広島アジア大会でも使用されたコースである。

 そのコースに架かる10橋のうち4橋が木橋であり,このうち最大の用倉大橋は世界最大の木造斜張橋である。

 木材を使用する場合,通常の製材では品質や強度にばらつきが多く,割れ・反り・腐食などの欠点があることから,これを補うことのできる材料として,大断面の集成材を使用している。

 設計にあたっては,木橋先進国の事例を参考に独自の基準を定め,模型や実物大の部材を使用した実験を繰り返し,基準の妥当性を確認した。

 塔は,公園のシンボルとなるよう木の形を模しており,木橋の柔らかな素材感とともに,訪れる人々にやすらぎと親しみを与え,広島空港周辺の優れた自然環境にも調和した橋となっている。

位置図

 

アクセス情報

お車

  • 広島空港ターミナル前より,約2km,約3分

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