タコのルアー釣りで漁業者が困っています
印刷用ページを表示する掲載日2020年8月26日
近年、タコの船釣りでは、従来のタコテンヤではなく、引っ掛け針が付いたルアーを複数連結した仕掛けが盛んに使われるようになっています。
しかし、この針が付いたルアーを連結した仕掛けが、たこ壺のロープなど漁具に引っ掛かって切れ、この仕掛けが付いた漁具を漁業者が引き揚げたときに、ロープなどに引っ掛かっていないほうの針付きルアーやオモリなどが漁業者に飛んできて怪我するなど、危険な目に合う事故が起きています。
こうした事故を防ぐためにも、このような針付きルアー連結仕掛けを使用しない、或いは、漁具に引っ掛かっても針が伸びて仕掛けが回収できる強度を持ったラインを使うなど、漁業者が安心して操業できる釣り方にご配慮をお願いします。
また、資源保護を行なって末永く漁業や遊漁が続けられるよう、小さいタコはリリースすることについても、あわせてご協力をお願いします。
↓たこ壺漁師さんが回収したタコ釣り用ルアー