海底耕うんの取組について
印刷用ページを表示する掲載日2022年1月24日
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海底耕うん効果検証事業について
1.事業の内容
広島県の漁獲量は減少傾向にあり,水産資源の増大を図るためには,資源管理や種苗放流,藻場・干潟の造成に加え,海底耕うん(※)など環境改善対策に取り組むことが必要です。
この事業は,広島の海がより豊かになることを目指し,漁業関係団体と県が連携して海底耕うんをモデル的に実施し,耕うんによる底質環境改善効果と水産資源増大効果について,調査・検証を行うものです。
海底耕うんとは
海底をかくはんすることで底質を改善し,海の生き物が生息しやすい環境を作り出す取組であり,漁業者が主体的に取組むことのできる環境改善手法の一つです。
2.関係団体の声
『海底耕うんへの期待』
今回,呉沖において海底耕うんによる環境改善の取組を行いました。
今回の取組が一過性の実験で終わらず,漁業者自らの取組として広島県全体に広がり,水産資源がしっかり育まれる豊かな海になることを期待しております。
令和4年2月 広島県漁業協同組合連合会 専務理事 渡邉雄蔵
令和3年度海底耕うん効果検証事業について
令和4年度海底耕うん効果検証事業について