ひろしまの森林整備を行うメンバー「Team森づくり」の活動
「Team森づくり」が活動を開始しました
“Team森づくり”は、ふだん森林との関わりが少ない方にも森林整備を通して森づくり事業を体験し、その意義と理解を深めていただく為のボランティア活動チームです。
第1回活動/2018年12月9日(日曜日)
午前中は、白木公民館にてメンバーの参加動機を踏まえた自己紹介から始まり、5班に分かれて森林整備についてのレクチャーを受けました。
その後、各班で森林整備に対する質問事項をまとめ、活発な意見交換が行われました。
午後からは白木町にある「スクゥスクゥの森」に場所を移しました。
「なぜ木を切らないといけないのか。」現地で実際に森林を見ながら、もりメイト倶楽部Hiroshimaの講師の方々からレクチャーを受けながら実習を行いました。
ロープやのこぎりを使ってヒノキを伐倒し,枝払いや玉切りなどを経験。立ち木が倒れる時には驚きと感動の声が上がりました。
活動後には自分が使ったのこぎりをハケや油などを使って手入れを行い、その後、講師とともに今日一日の活動を振り返りました。
短い時間ではありましたが、参加者のみなさんの真剣な眼差しと熱気に満ちた一日でした。
第2回活動/2018年12月16日(日曜日)
うっそうとした里山林は,本来の森林の機能を十分に発揮できないばかりか,イノシシなどの隠れ家にもなります。今回Team森づくりは,不要な樹木や竹林を伐採するなど,里山林の森林整備を行いました。Team森づくりのメンバーは,ノコギリの使い方も上達していくとともに,テキパキとした動きで森林整備を進めていきました。
左の写真が森林整備前,右の写真が森林整備後。
視界を遮っていた木々がなくなり,見通しが良くなったことでシカやイノシシなどが山から出にくくなりました。
午後からは雨模様となり、屋内で森林の活用に関する動画の視聴や森林整備で活用するロープワークを学びました。
第3回活動/2019年1月6日(日曜日)
午前中はTeam森づくりの活動の場である「スクゥスクゥの森」を歩きやすくするため、第二回活動で伐採した雑木を材料にして階段を作りました。
左の写真は階段作りの作業中,右の写真は完成した階段のもの。
午後からは木材を使ってメンバー各々オリジナルのペンケースを制作する木工クラフトワークを実施しました。
その後,最後の活動として,この活動を通して学んだことを振り返り,参加者みんなでこれからの想いを込めた「私の森づくり宣言」を行いました。
「私の森づくり宣言」(一部抜粋)
・長年手入れを行っていない実家の山野手入れをします! ・今後も森林について学び,周りの人に伝えていきたいと思います!
・子供たちにも,森の楽しさ・素晴らしさを伝えていきたい! ・今後も機会を見つけて,森づくりボランティアに参加します!
・“森づくり”を多くの人に考えてもらえるよう,楽しさを伝えたい! ・木や森に少しでも興味を持って,自分たちができることを見つけていきたい!
この活動をきっかけにしたTeam森づくりの今後の活躍に期待しています!