平成２４年６月７日（木曜日） 仁賀ダムが竣工しました
１０時，竹原市仁賀町川井において仁賀（にか）ダムの竣工式を行いました。仁賀ダムの設置された，賀茂川流域は，古くから，たびたび水害が発生し，多大な被害を受けていましたが，ダムの洪水調節機能により，流域の皆さまが安心して暮らせる生活環境が確保できると思っています。また，ダム貯留により，渇水時における農業用水の安定的な供給や河川環境の保全など，地域の発展にも貢献できることを期待しています。
今日は仁賀ダムの竣工を祝って，地元の仁賀小学校の児童が太鼓の演奏をしてくれました。小学校に入りたての１年生を含む１６人が，２ヶ月間，一生懸命に練習したそうです。元気の良い太鼓の響きがダムに響き渡り，私も少し元気を戴きました。
１３時から，「第５９回全国指定都市地域女性団体連絡協議会研究集会」で挨拶と講演を行いました。大阪や北九州など各地の政令指定都市から広島に集まり，女性団体の果たすべき役割や取組みについて協議を重ね，地域社会の発展を目指すという，とても意義深い集会です。この中で「子育て応援 広島県」と題して，講演を行い，県の施策や私自身の育児休暇（イクメン）についてお話をしました。これからも，女性の社会参画の促進を含めて，全ての県民が活躍できる社会環境づくりを推進していきます。
１５時３０分，「広島県内陸部進行対策協議会総会」に参加しました。広島県の内陸部は，食料供給，県土保全，水源涵養など公益的機能を有し，そして豊かな自然や景観，歴史・文化など魅力に満ちた地域です。一方で，人口減少や少子高齢化，医師不足や農林水産業の衰退など様々な課題も存在しています。地域の宝を活かした産業対策，定住促進などを推進し，内陸部においても，将来にわたって，「広島に生まれ，育ち，住み，働いてよかった」と思える地域の実現に取り組んでいきたいと思います。
