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ものづくり日本大賞(中国経産局局長賞)の受賞について

印刷用ページを表示する掲載日2020年1月23日

ネズミサシ球果のクラフトジン製造での活用と産地形成の取り組みが受賞!

受賞内容と受賞者

<案件名>
里山の未利用資源を有効活用し、広島県産原料にこだわったクラフトGinの開発

<内容>
未利用の里山資源であるネズミサシの球果をジンの独特の香りの素となるジュニパーベリーの代用品として活用し,さらに山海の幸が豊富な広島県内で厳選した17種類のボタニカルを原料に使用して,創業の地の象徴、桜香のアクセントと柑橘系の香りを生かした県産ボタニカル100%(国内初!)の純国産ジン「桜尾Gin limited」を醸造・製品化した。
県産材料にこだわることにより,地元貢献につながるだけでなく,ほかのクラフトジンにはない独特の風味を生み出すとともに,世界的な品評会で最高クラスの受賞をするなど質の良いものを提供することを成功した。
さらに,ネズミサシの産地形成を地元団体と協働しながら進めることにより,持続的に里山林の経済的価値を高め保全することに貢献することも目指している。

<受賞者>
山本 泰平
中国醸造株式会社

山場 淳史
広島県立総合技術研究所 林業技術センター

児玉 憲昭
賀茂地方森林組合

ものづくり日本大賞とは?

「ものづくり日本大賞」は、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を顕彰するものです。本賞は、経済産業省、国土交通省、厚生労働省、文部科学省が連携し、平成17年に創設しており、この度、第8回目になります。
なお、今年度は全国から308件の応募があり、中国地域から23件が決定しました。
(経済産業省からのプレスリリースより抜粋,編集)

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