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摩擦かくはん接合技術の紹介

印刷用ページを表示する掲載日2022年8月25日

摩擦かくはん接合技術の紹介

摩擦かくはん接合技術(FSW)とは?

接合のイメージ
専用工具を接合したい箇所に回転させながら押し付け、接合したい材料を摩擦熱で軟化させつつ混ぜ合わせることで、接合する技術です(材料を溶かさずに接合します)。
東部工業技術センターでは令和元年度に専用の装置を導入しました。
【特徴】
一般の溶接と比較し、次のメリットがあります。
(1) 接合強度が高く、歪の少ない接合が可能となります。
(2) 接合時に騒音や粉じんの発生を抑制できます。
(3) 異種材料の接合が比較的容易にできます。

お試し接合

設備利用制度を使って、摩擦かくはん接合のお試し接合ができます。(9,800円/時間(職員操作費用込))

オープンプラットフォーム事業

オープンプラットフォーム(OPF)には主として広島県が採取したデータが構築されています。
OPFにご参画頂き、共同研究や受託研究等の制度をご利用頂いて本格的な技術開発を行うことができます。
OPFにご参画頂くと、OPFが所有するデータをご活用することで技術開発の短時間化が可能となります。
現在、OPFは以下のデータを所有しています。

OPFデータベース

データベースは接合ツール図面と各材料の接合可否条件から構成されています。

<前進角3度>
A5052,A6063 (板の厚さ:2mm,5mm,8mm)
A5083,A6061 (板の厚さ:5mm)
A2017 (板の厚さ:2mm)
A7075 (板の厚さ:3mm)
ADC12 (板の厚さ:6mm)
C1020 (板の厚さ:2mm)

<前進角0度>
A5052 (板の厚さ:5mm)

問い合わせ先

加工技術研究部

電話:084-931-2906
電子メール:ekckakou@pref.hiroshima.lg.jp

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