令和6年度盛土規制法に基づく基礎調査(既存盛土等調査)の結果について
印刷用ページを表示する掲載日2025年3月5日
既存盛土等調査について
都道府県(政令市・中核市含む)は、盛土規制法に基づき定期的に規制区域の指定や盛土等による災害防止のための対策に必要な基礎調査を実施し、調査結果を公表することとされています。広島県では、令和5年度から令和6年度において規制区域内の一定規模以上の盛土等について災害発生の危険性等を調査する既存盛土等調査を実施しました。
調査概要
調査区域
宅地造成等工事規制区域及び特定盛土等規制区域内(政令市・中核市である広島市・呉市・福山市を除く県内全域)
調査対象
主に1990年以降に造成された面積2,000m2以上の盛土316箇所
(令和3年度に実施した「盛土による災害防止のための総点検」による重点点検対象箇所を除きます。)
※重点点検対象箇所(広島市・呉市・福山市分を除く)についても、広島県において令和7年度から同様な調査を計画的に実施していきます。
調査結果
316箇所の盛土について、目視等による現地調査を行ったところ、直ちに大規模な崩壊等により災害が発生する危険性の高い盛土は確認できませんでした。
基礎調査の結果については、盛土規制法第4条により盛土等の所在地を公表することとされております。広島県では、広島県インフラマネジメント基盤「DoboX」において、令和7年4月から随時、公表を行っていく予定です。
その他
盛土規制法では、規制区域内の盛土等が行われた土地(過去の盛土等を含む)について、土地所有者等が常に安全な状態に維持することが定められています。引き続き、土地所有者等の方々におかれましては、盛土等の安全確保に努めてください。