子どもたち 野球っていいもんだぞ! ひろしま野球ドリームトークショーの開催
子どもたち 野球っていいもんだぞ!
ひろしま 野球ドリームトークショーの開催
平成22年6月26日(土曜日)に,広島市東区牛田公民館で,「ひろしま野球ドリームトークショー」が開催されました。
当日は雨模様で,何名の方が来てくださるか心配でしたが,当日参加を含め,小中学生と保護者等約220名という多くの方が会場に足を運んでくださいました。
冒頭では,「ひろしま子ども夢スポーツ応援事業」の開始式が行なわれ,その中で,この事業のためにふるさと納税をしてくださった,プロ野球金本知憲選手からのビデオレターも放映されました。
「今日参加している君たちには無限の可能性があります。大切なことは大きな夢を持ち,それに向かって努力することです。
自分には無理とあきらめず,何事も挑戦し続けてください。がんばれひろしまの子どもたち!」という暖かいメッセージに,会場中が釘付けになりました。
続くトークショーは,ゲストに元広島東洋カープの池谷公二郎氏,聞き役に,広島テレビのアナウンサー宮脇靖知さんを迎え,行われました。
お二人は,朝のテレビ番組の中で広島東洋カープの情報コーナーを担当しておられるだけあって,たいへん息のあったやり取りでした。
池谷氏からは,高校時代,野球の名門校で,ライバルに勝つために毎日,神社の階段を10往復した体験や,プロ野球選手になってから学んだ気持ちの切り替え方等,野球少年たちには参考になるお話が盛りだくさんで,メモを取りながら聞いている小中学生も多くいました。
また,指導者や保護者への感謝の気持ちを忘れないことの大切さを話されたときには,「ユニフォームなどを洗濯してもらうときには,必ず表にして出すこと。それが相手を思いやること。」と大変具体的に話してくださいました。「相手を思いやることができない人は,絶対にスポーツも上手にならない。」というお話に,子どもたちもきっと納得したことでしょう。
質問コーナーでは,「今年のカープは何位になりますか?」という,子どもからの「カープ」を心配する質問も出ました。調子の出ない「カープ」に池谷さんもちょっと返答に困った様子で苦笑いをされていました。
1時間半という時間が大変短く感じられたトークショーでした。池谷さん,宮脇さん,そして,ビデオレターを送ってくださった金本選手,本当にありがとうございました。