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アストロウイルス

印刷用ページを表示する掲載日2017年10月16日

 アストロウイルス

アストロウイルスは,アストロウイルス科アストロウイルス属のウイルスで,28~30nmの大きさです。
乳幼児の嘔吐下痢症の約数%から検出されますが,時に集団発生することがあります。

潜伏期間は1~2日で,下痢,嘔吐の症状を呈します。 

アストロウイルスは,人工的に培養することが可能ですが,煩雑なため,通常はRT‐PCR法により遺伝子を増幅するか,
ELISA法という免疫学的な方法あるいは電子顕微鏡により検査します。
また,このウイルスには8つの型があるため,必要に応じて型別も行います。

 

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