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令和6年度第2回『さとやま未来円卓会議』を開催しました

印刷用ページを表示する掲載日2025年1月31日
 中山間地域の課題解決に取り組む「ひろしま里山・チーム500」登録者の活動の継続と発展を図るため、令和7年1月23日(木)に、行政機関や経済団体、大学などで構成する「さとやま未来円卓会議」の令和6年度第2回会議を開催しました。

 円卓会議では、「ひろしま里山・チーム500」登録者3名が、中山間地域の課題解決に向けた取組を発表した後、発表者ごとのグループに分かれて、発表者の課題に応じて関係する構成団体(円卓会議構成員)と外部専門家との意見交換が行われました。

活動実践者によるプレゼンテーション

「農地を守り、田舎を守り、体を守る源へ ~コメサンタプロジェクト~」(吉岡 康仁さん)

 吉岡さんは、三原市大和町にて田植えや稲刈り、収穫祭を通じて地域住民と県内外の人々を繋ぎ、コミュニティ作りを推進しながら、日本の文化や田舎の魅力を発信する活動を展開しております。「コメサンタフェス」を継続開催し、稲刈り体験や音楽、地元文化を融合させた収穫祭を通じて、農業の価値や地域文化を次世代へ継承を目指ています。その中で、お米のサブスクリプションの魅力化や収益化の仕掛けづくりを構築したいと発表されました。
吉岡 康仁さん

「再生可能エネルギーの普及と薪の利活用と有効性」(藤井 皇治郎さん)

 藤井さんは、薪の販売事業を通じ、煮炊きや暖房、災害時の備蓄など多用途に対応する薪を提供しています。切り倒した原木を乾燥させ、燃焼可能な薪として保管し、商用として供給し、持続可能で環境に優しい暖房手段としての需要拡大を図っていると発表されました。
藤井 皇治郎さん

「すべての人が農業に関わる生活を!~‘規格外‘農産物でつながる’規格外’の輪!~」(守分 勇馬さん)

 守分さんは、特に種苗の提供に注力する農業資材販売と規格外農産物の流通促進を軸に、地域農業の活性化と持続可能なビジネスモデルの構築を目指しています。農業資材販売と規格外農産物の流通システムの見直しと再構築に向けて、出荷から納品までのプロセスを効率化するためのビジネスパートナーの増やすことや安定した流通ネットワークを構築したいと発表されました。
守分 勇馬さん

活動実践者と構成団体や外部専門家との意見交換

 プレゼンテーション終了後、構成団体の皆さんには発表者ごとにグループに分かれていただき、発表者の取組課題の解決に向けた意見交換を行いました。ファシリテーターの進行により、各グループで様々な立場から多彩な意見が交わされました。

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各グループの意見交換内容の共有

最後に、各グループの意見交換での内容を全体に共有をおこない、令和6年度第2回円卓会議を終了しました。

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 今後とも、円卓会議の開催により、中山間地域の課題解決に取り組む「ひろしま里山・チーム500」登録者の活動の継続と発展につなげていきたいと考えています。

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