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米国による核実験に対する抗議文(2018.10.11)

印刷用ページを表示する掲載日2018年10月11日

抗 議 文

 貴国が,昨年12月13日に,ネバダ州で臨界前核実験を実施したことが明らかになりました。人類史上最初の原子爆弾による破壊を経験した広島県民を代表して,ここに厳重に抗議します。

昨年の核兵器禁止条約の採択,ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のノーベル平和賞受賞,また貴台が主導され今年6月に開催された朝鮮半島の完全な非核化に関する米朝首脳会談などにより,核兵器のない平和な国際社会の実現への機運が高まる中,貴国が臨界前核実験を実施していたとの報は,核兵器廃絶を望む世界の人々に大きな落胆と不信感を与えるものであり,誠に遺憾です。

 貴国においては,核兵器の廃絶を願う国際世論,そして広島県民の強い思いを真摯に受け止め,今後,一切の核実験を中止するとともに,核兵器廃絶に向け,全力を挙げて取り組まれるよう,強く求めます。

 貴台にも,是非,被爆地広島を訪問していただき,核兵器による徹底した破壊の現実を深く理解し,全ての核兵器の廃絶に向けた決意を固めていただくことを強く期待しています。広島を訪問されれば,「核兵器による安全保障」という神話が「理論」に過ぎず,核兵器の使用がもたらすのは,悲惨な「現実」であることを理解していただけるはずです。

2018年10月11日

アメリカ合衆国大統領
ドナルド・J・トランプ閣下

日本国 広島県知事 湯崎英彦

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