JICA イエメン国別研修「復興計画策定能力向上」 横田副知事表敬訪問
令和7年7月25日(金曜日)JICAイエメン国別研修「復興計画策定能力向上」のために来日したイエメンの復興・開発に取り組むイエメン連邦政府並びに州政府の行政官6名が、横田副知事を訪問しました。
最初にJICA中国の川本次長から、研修の概要説明や参加者の紹介があり、広島では7月24日に平和記念公園・広島平和記念資料館を訪れ被爆の実情や戦後復興について学び、7月28日には世羅町で地場産業について学ぶ予定であるとの説明がありました。また、イエメンは長い歴史と豊かな文化を持つ国であるが、2011年以降、政治的な混乱と紛争が続き、市民の生活は大変厳しい状況であるとの説明がありました。
続いて横田副知事は、イエメンが石油などの豊富な資源に恵まれていること等に触れながら、復興及び国の発展への可能性を大いに秘めていると述べ、さらにこの度の広島訪問を通じて未来への希望を持って新たな国づくりを担う行政官としてご活躍いただきたいと述べました。
訪問団を代表してイエメン マアリブ州副知事アブドゥルラバフ様から、今回の来日で得た知見を国の復興のために使いたい、広島の復興のためのプロジェクトがどのように進んできたかを学ぶ事ができた、平和があって国民の生活が安定するのでそのような社会を目指していきたいと述べられました。
横田副知事から記念品を贈呈し、最後に記念撮影を行いました。
今回の広島訪問が、イエメンの復興に向けた確信となり、未来への希望をもって新たな国づくりに向け、活躍していただきたいと思います。