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2025年度 JICA国別研修「ナイジェリア北東部州復興計画策定能力強化」研修員 横田副知事表敬訪問

印刷用ページを表示する掲載日2025年7月10日

令和7年7月7日(月曜日)2025年度JICA国別研修「ナイジェリア北東部州復興計画策定能力強化」のために来日したナイジェリア連邦共和国北東部開発委員会(North-East Development Commission:NEDC)、州政府、自治体関係の行政官11名が、横田副知事を訪問しました。
最初にJICA中国村岡所長から、研修の意義、平和公園や基町高層アパートの視察を行ったことが述べられました。
次に横田副知事から、「核兵器廃絶への信念」と「復興への確信と未来への希望」の2つのメッセージのお話があり、「このメッセージを肌で感じていただき、広島で学ばれたことを、ナイジェリアの今後益々の発展に繋げられることを祈念しております」と述べられました。

横田副知事の挨拶

ナイジェリア北東部地域は、イスラム過激派組織ボコ・ハラムをはじめとする過激主義グループによるテロや暴力事件の影響を受けており、同地域の安定した復興・開発が阻害されてきたました。
特にボルノ州、アダマワ州、ヨベ州(BAY3州)を中心に、多くの死傷者と200万人を超える国内避難民が発生し、また、インフラの損傷による社会サービスの停滞、人々の生計手段の喪失、心理的なトラウマ等、様々な紛争影響課題を抱えることとなり、ナイジェリア連邦政府は、北東部地域の復興と開発を推進するため、2017年に新たに主導する北東部開発委員会(NEDC)を設立しました。
2023年3月NEDCにより「北東部安定化開発マスタープラン(North-East Stabilization and Development Masterplan, NESDMP)」が策定され、同マスタープランの実施により、北東部地域の復興・開発が進められています。

ナイジェリア訪問団代表の北東部開発委員会総支配人サミエル様からご挨拶

ナイジェリア訪問団代表の北東部開発委員会総支配人サミエル氏からご挨拶をいただき、日本とナイジェリアの関係が良好であること、防災や減災など多岐にわたる分野で協力を受けていることに対する感謝、今回の研修で学んだ事を自国に持ち帰って活かしていきたい、と述べられました。

ナイジェリア女性たちとの写真

研修員の一人は、副知事が女性であることに大きな感動を受け、ナイジェリアに帰国した際には、この感動を積極的に他の方々と共有したいと熱く語りました。

ナイジェリア研修員全員と横田副知事の写真

記念品の交換を行い、最後に横田副知事を囲んで全員で記念撮影を行いました。

 

 

 

 

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