アイダホ大学学長一行による横田副知事表敬訪問
令和7年6月4日(水曜日)アイダホ大学のスコット・グリーン学長とその職員一行が横田副知事を表敬訪問しました。
アイダホ大学はアメリカ合衆国アイダホ州北西部のモスコー市に本部を置き、工学、商経学、農業生命科学等、多様な分野の研究・教育を行っています。令和7年6月2日、アイダホ大学は広島大学と協定を結び、この協定により、広島大学内にアイダホ大学の日本校を設立することとなりました。この度は、その報告のため横田副知事を表敬訪問しました。
両校の交流は1951年に遡り、アイダホ大学から樹木の種子や育林学に関する書籍を寄付されたことがきっかけとなり連携が始まり、両校は親密な関係を築いてきました。
アイダホ大学が日本にキャンパスを置くのは初めてで、さらに工学分野において米国の大学を日本に設立するのは国内初の取り組みです。
アイダホ大学のスコット・グリーン学長は、「広島大学とアイダホ大学の交流により、日本とアメリカの両国の友好関係を構築する一助となることを願っています。今日この場に来ることができて光栄です。」などとあいさつの言葉を述べられました。
横田副知事は「アイダホ大学による戦後の支援は、原爆による被害に苦しむ広島の人々にとって大きな支えとなりました。その後も交流が続き、この度、貴学が広島大学と半導体エンジニアの育成プログラムを開始され、核兵器のない国際社会を希求する両校が協力し人材育成を担うのは大変嬉しく思っております。」などと述べ、両校の交流の発展と新しいプログラムへの期待を示しました。