日本人の食事摂取基準(2025年版)について
印刷用ページを表示する掲載日2025年3月27日
日本人の食事摂取基準とは?
「日本人の食事摂取基準」は、健康増進法(平成14年法律第103号)第16条の2の規定に基づき、国民の健康の保持・増進や生活習慣病の予防を目的として、摂取することが望ましいエネルギー及び栄養素の量の基準を厚生労働大臣が定めるもので、5年ごとに改定を行っています。
また、日本人の食事摂取基準(2025年版)の使用期間は、令和7年度から令和11年度の5年間です。
主な変更内容
・骨粗鬆症とエネルギー・栄養素との関係についての項目が新たに追加
・鉄の耐容上限量が削除
・日本人の食事摂取基準(2025年版)で示された基準値と日本食品標準成分表(八訂)を用いて栄養計算を行った結果を比較する際には、測定法の違いによる誤差が発生することがあり、注意が必要である。
・アルコールは、化学的にも栄養学的にも炭水化物とは異なることから、炭水化物の項で扱うのではなく、エネルギー産生栄養素バランスの項において説明される。