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意見書(広島厚生年金会館の機能の存続を求める意見書)平成18年2月定例会

印刷用ページを表示する掲載日2011年12月1日

発議第3号
意見書
広島厚生年金会館の機能の存続を求める意見書

 国の「年金・健康保険福祉施設に係る整理合理化計画」に基づき、昨年10月に設立された独立行政法人「年金・健康保険福祉施設整理機構」は、社会保険庁から引き継いだ広島厚生年金会館を含む処分対象施設を、今後5年以内に民間等に譲渡または廃止する方針である。広島厚生年金会館は、昭和60年、地元の強い要望により開設されて以来、多くの県民が利用し、地域の活性化と教養・文化の向上に大きく貢献している。中でも、2,001席を有する中四国地区でも最大規模のコンサートホールは、広島県における文化づくりを使命として、日本の伝統芸能や世界の一流アーティストのコンサート等も多く開催され、過去20年間で、3,200組を超える出演と、748万人もの入場があるなど、広島の文化・芸術の拠点施設として、重要で、地域に欠くことのできない施設であるのみならず、今後も、本県の文化振興に大きな役割を果たしていくことが期待されている。よって、国におかれては、年金福祉施設の整理合理化を検討するに当たり、広島厚生年金会館の持つ公共性と地域に果たす役割を十分に勘案し、その機能を存続されるよう強く要望する。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成18年3月22日

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