戦略プロジェクト構想(1)

戦略構想の展開(1) (総括表) 概ね2025年を目標年次
戦略構想 | プロジェクト | 整備内容 | (開発候補地区の例) | 開発内容 | 主要課題 |
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世界都市構想 広域的な経済文化圏の中核地域として発展するために、世界から人・物・情報を集め、世界の中核都市として機能するような結節性を有する世界都市を目指した高次都市機能の整備を進める | (1)ベイエリア情報ネットワーク構想 産業開発、ライフスタイル開発、ネットワーク型都市圏構造を支える高度情報・通信基盤整備 | 高度情報化モデル都市の推進 | 広島、呉 | 光ファイバー網の整備、CATVの普及等マルチメディア対応基盤の整備 | |
リサーチ・ネットワーク | 全域 | 大学、公設研究機関、民間研究所における高度情報ネットワーク | ソフトインフラの整備 | ||
映像メディアパーク | 中枢都心 | 映像アプリケーション開発の生産拠点、メディアの集積・高度化拠点 | 都心部再開発 | ||
国際ビジネスパーク・テレポート | 中枢都心、都市臨海ゾーン | テレポートの建設と国際ビジネスパーク開発、湾岸産業のネットワーク化 | 臨海部開発、都市部再開発 | ||
(2)ハイタッチ・インテリジェント都心構想 知識産業を受けとめる都市空間の高度化 | 再開発、都心空間の高度化 | 中枢都心 | 知識産業・サービス産業増大に対応したハイタッチな都心空間整備 広島駅周辺、平和大通り、都心臨海部方面等への都心拡大 | 都心部再開発 | |
(3)インターナショナル・インスティテュート構想 広島らしい国際的な貢献の核となる施設 | 平和を主体とした国際貢献機関 | 中枢都心 | 世界平和に関する情報収集・交流機能、地域開発交流機能 | 国際協力体制・支援体制 | |
国際的な教育・人材育成機関 | 中枢都心 | 産業協力、学術交流を推進するための教育・人材育成機能 | 都心部再開発 | ||
(4)国際文化イベント基地構想 国際的な文化・技術、産業交流の推進 | 国際的な文化・イベントの開催 | 中枢都心など | 国際技術・デザイン見本市、国際スポーツ大会、国際海洋博覧会 | ソフトインフラ整備 | |
国際文化・イベント会場の整備 | 国際文化機能、大規模多目的イベント会場 | 都市部再開発 | |||
国際的な文化・芸術家滞在施設 | 島しょ部など | 国際的な文化人、芸術形の滞在・活動施設 | 島しょ部開発 | ||
(5)海洋型大規模集客施設構想 個性的な大規模集客施設の整備 | 海・生態系をテーマとした教育的施設、島全体のテーマパーク化 | 臨海部、島しょ部など | 広島湾らしさを追求した海洋型大規模集客機能の整備、広島湾の特徴に根ざしたテーマパーク | 集客基盤(広域交通網)の強化 臨海部開発 | |
広島湾臨海部再生構想 広島湾地域は、都市空間と自然空間が混じり合った、ヒューマンスケール、ヒューマンクオリティな沿岸域であり、この空間を活かして多様なアメニティ機能、親水型・環境型の都市空間の創出、工業ゾーンの高度化を進め、自然・都市・産業が調和し、広島湾の豊かさと活力を象徴した広島湾ベイフロントの再開発・高度化(ルネッサンス)を推進する。 | (1)アメニティ・ネックレス構想 (リゾート・ネットワーク) 水辺空間の開放(パブリック・アクセス)と多彩な親水アメニティ開発によるアメニティ・ネットワークの形成 | 国際観光コンベンションゾーン | 宮島 | 伝統的文化資源を基盤とした国際観光コンベンション機能 年間300万人の観光集客力を活用した経済効果の向上 | 広島市のコンベンションとの連携 |
渚リゾート | 鳴川海岸 | 自然海浜を活かした人工海浜、飲食機能の整備 | |||
保養・リゾート | 宮島対岸の工業ゾーン | 工場の立地誘導と保養リゾート機能への誘導、ファクトリーパーク化 | 適正な受け皿の整備 | ||
都心臨海型アーバンリゾート | 都心臨海ゾーンの新規開発地区 | ウォーターフロントを取り込んだアーバンリゾート商業空間の開発 | 都心臨海ゾーンの新規開発 | ||
地域拠点型アーバンリゾート | 廿日市などの新規開発地区 | カキなどの海産物を生かした特色ある商業・飲食機能 | 臨海部の新規開発 | ||
(2)マリン・エコポリス開発構想(親水環境都市) 都心に近接した臨海部において、広島湾らしい眺望性を活かした居住・商業・業務機能を備え、環境への負荷を最小限にするような親水環境都市のモデル的な開発 | 開発システム (エコポリス計画の立案) | 都心臨海ゾーン&海洋都市ゾーン (江波地区、観音地区、草津沖地区、廿日市地区、海田地区等) | 海と人間の共生を目指した親水環境都市計画の立案 | 瀬戸内法などとの調整 | |
ミチゲーション型臨海部開発 | 人工干潟、藻場の再生など | ||||
廃棄物処理システム | 大量消費・廃棄型の生活処理システムからの転換を目指した廃棄物処理システム導入 | ||||
省エネルギーシステム | 自然エネルギーの活用、コージェネレーションシステムの導入 | ||||
環境共生技術 | 人工干潟、藻場の再生、埋立法線の自然型工法の採用など | ||||
景観の形成 | 都心臨海ゾーンからの自然造形美を活かした景観の形成、ランドマーク的な開発 | ||||
詳細土地利用計画 | 地区計画等の適用による開発行為等の誘導・規制 | ||||
開発機能 (親水環境都市機能) | ウォーターフロント立地型の都市機能の複合開発 | ||||
都市型リゾート住宅 | 国際ビジネス対応型住宅、24時間活動型の都市型住宅等 | ||||
都市型産業・業務空間 | 情報・通信・ソフト系産業などの都市型産業・業務空間等 | ||||
アーバンリゾート | マリーナ、商業・飲食、広場などの商業・飲食機能など | ||||
高次都市機能 | 国際機能、高次文化機能、環境研究機能など | ||||
(3)ベイ・インダストリアルパーク構想(高度産業技術ゾーン) 既存の大規模工場群において、今後の産業技術の変革に対応した、周辺市街地の土地利用、都市機能と調和のとれた高度化の推進 | ハイテク・インダストリアルパーク | 都心臨海ゾーンなど | 創造技術力、開発技術力、生産技術力開発による臨海工業ゾーンにおける産業用材産業、環境関連産業などの先端技術産業化 | 技術研究開発の基盤整備 | |
生活系産業分野などの新分野の追求 | 廿日市木材工業団地 | ||||
都市型産業基盤の整備 | 都心臨海ゾーン、海洋都市ゾーン | 住宅産業、ホームオートメーションなど住宅関連産業分野への高度化 | 臨海部の新規開発、再開発 | ||
ファクトリーパーク・機能転換 | 大規模工業地区、庭園ゾーン | 情報・通信・ソフト系産業など産業支援産業の基盤整備 ファクトリーパークへの誘導、工場跡地のリゾート型再開発 |