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令和3年度第2回『さとやま未来円卓会議』を開催しました

印刷用ページを表示する掲載日2021年11月4日
 中山間地域の課題解決に取り組む「ひろしま里山・チーム500」登録者の活動の継続と発展を図るため,令和3年9月7日(火曜日)に,行政機関や経済団体,大学などで構成される「さとやま未来円卓会議」の令和3年度第2回会議を,オンライン開催しました。

 円卓会議では,「ひろしま里山・チーム500」登録者2組が,中山間地域の課題解決に向けた取組を発表され,これに対して構成団体からは助言や情報提供が行われました。

活動実践者によるプレゼンテーション

音楽で島しょ部を元気に!(小島 燎さん)【一般社団法人「コジマ・ムジカ・コレギア」理事長】

 小島さんは,フランスと日本で活躍するヴァイオリニストで,海外での活動から,日本における文化芸術活動に触れられる機会の少なさに問題意識を持ち,広島市や尾道市瀬戸田町等で,⾳楽・芸術イベントの企画・実施などを通じて音楽に触れる機会づくりに取り組まれています。
 中山間地域においても,文化芸術を楽しむ習慣が定着し,地域の活性化のツールとなるよう,さらに文化芸術に触れられる環境整備に取り組んでいきたいという思いを発表されました。
 構成団体からは,文化芸術に関わるプレイヤーが交流・情報交換できるようなコミュニティづくりの提案や,⾼等学校等への情報提供などの⽀援のアドバイスがありました。
<小島さん>

広島県北「さとやまガイド」(中村 健太郎さん)【安芸高田市地域おこし協力隊員】

 中村さんは,安芸⾼⽥市地域おこし協⼒隊員として市観光協会で活動されており,⾥⼭の良さを地域外の多くの人に肌で感じてもらうため,安芸⾼⽥市で活動している人々,自然景観を⽣かし,⼀人ひとりの要望に合わせたオーダーメイドの体験プランを作り,「さとやまガイド」を行っています。
 地域おこし協⼒隊の除隊後に,「さとやまガイド」を生業としていくためにビジネス化を検討されているほか,ガイド活動を通じて,県北地域全体の関係人口づくり・移住定住促進につなげていきたいという思いを発表されました。
 構成団体からは,新たな観光モデルとしての可能性に関する提言や,ガイドを事業として継続していくためのアドバイスがありました。
<中村さん>

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