三次やまなみ公園めぐり > 尾関山公園
尾関山公園は春は桜,秋は紅葉の名所で,公園の山頂展望台からは,三次の市街地が一望できます。
江戸時代初期に,広島藩の大名が福島正則の時,三次へ尾関正勝を配置しましたが,この尾関正勝がここに城を構えていたので,後に尾関山と呼ばれるようになったと言われています。
福島氏に代わり,浅野氏が当地を治め,備後三次藩初代藩主浅野長治が入封すると,尾関山の山頂に天文台(天体観測所)「発蒙閣」が置かれました。
また,園内には,「この山の桜むかひ 流れくる 川ひろしくして 水のひかれる」というアララギ派の歌人中村憲吉の歌碑や,浅野長治の三女の阿久里姫(瑤泉院)の像があります。