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現役看護学生の方へ

先輩からの就活のポイント

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年6月30日
安佐市民病院 中原祥子さん尾道市立市民病院 武田 侑子さんマツダ病院 宮木 真理子さん

安佐市民病院 中原 祥子さん

Q1.看護師を目指したきっかけは?

高校の時に進路を考えてみて、人と接する仕事がしたい、困っている人の手助けをしたいという思いが強く、看護師を目指しました。
大学か専門学校で悩んだが、じっくり学びたいと思ったのと、広島が好きなので県内の大学で、施設も充実している所を選びました。

Q2.現在の自分の働いている部署は?

今の病棟は、北5病棟で循環器内科、心臓外科、糖尿病の教育入院の患者さんが多くおられます。
私は、もともと循環器に興味があったし、実習で、糖尿病の患者さんを受け持って生活指導をした時、その指導した内容が患者さんに浸透していくのが見えて、達成感を感じた経験もあり、この病棟へは希望で入りました。
実際、必要な知識も技術もたくさん必要で、とても勉強になります。

Q3.どんな看護師を目指して日々看護をしていますか?

個別性のある看護をしたいし、患者さんから信頼される看護師になりたい。
そのため、コミュニケーションを大切に関っています。
また、どう関ったらよいか悩んだ時は、そのままにせず,先輩に相談することも大切にしています。(とても聞きやすい雰囲気なので!)

Q4.学生時代に実際に行った就職活動を教えてください。

大学3年生から本格的な実習が始まり、就職先として意識するようになりました。
実際には、4年生の春頃から動いて、ガイダンスにも行きました。
その時は、まだはっきりと行きたい病院を決めていなかったので、いろいろな病院を知りたいという気持ちで参加し、安佐市民病院は自分の地元にある病院なので、話は聞こうと思っていました。
また、実習に行って、働きやすいと思ったところや、資料を見て気になるところを4~5病院回りました。
私が気にしていたことは、病棟の雰囲気と、いろいろ学べる総合病院がいいこと、家から通えるところが良かったです。
ガイダンスに参加して、はじめて知る病院も多くありました。
そのあと、ガイダンスの資料を見て自分で申込みを行い、病院見学には4病院ほど行きました。
それぞれ良い所が多くて迷いましたが、親と相談して、家から近い方がいいのでは(お金もかかるし)と言われてここに決めました。
見学では、看護師長さんと一緒に病棟を回り、先輩の話を聞くこともできました。
とてもいい印象だったし、私は看護をする上で、スタッフ間の人間関係が大切だと思っているので、先輩に聞きやすい雰囲気があるかどうかが、とても重要でした。
また、私の仲の良い友人が勤めていたので、その人からも病棟の雰囲気について話を聞き、就職を勧められたことも大きいです。

苦労したことは、試験勉強で、国試との両立や公務員試験の勉強もあったことが大変でした。

Q5.後輩への就活のアドバイスは?

ガイダンスには行った方がいいと思います。
いろんな病院が見れるし、病院の比較ができることが大きいです。
私の場合、同じ看護師を目指す仲間にも会えて、それがいい刺激になって、やる気にもつながりました。
また、その行きたい病院に実際に勤めている先輩や友人がいたら、話を聞いてみた方がいいと思います。
自分に合った病院を見つけるためには、自分の目で見て、そこの病院や看護の理念が自分の目指す看護師像と一緒かどうかを見て、決めたらいいと思います。

尾道市立市民病院 武田 侑子さん

Q1.看護師を目指したきっかけは?

小さい頃から、姉や母親が入退院を繰り返しているのを見ていて、自分にできることがあればと思っていたら、気づいたら看護師になろうと決めていました。
専門学校と大学で悩みましたが、いろんな視野で1年余分にみれると思ったので、大学で看護を学びました。

Q2.現在の自分の働いている部署は?

今の病棟は、HCU,CCUの救急病棟で、夜間の救急対応もあり、回転が速いです。
特定の科の患者さんだけでなく、いろんな病気をもった方がおられるし、OP後のリスクの高い方もいます。
また、認定看護師もいて、先輩看護師を見ているとすごく向上心が高くて、自分で他県の研修会に行って、その内容を新人にも分かるように勉強会を開いてもらっていて、すごく勉強になります。
早く先輩達の会話に入れるようになりたいとも思っています。

Q3.どんな看護師を目指して日々看護をしていますか?

1年目は病棟に慣れようという思いで頑張って、2年目は自分でできることは、待つのではなく、率先して患者さんにもしっかり関わっていきたいです。
患者さん1人ひとりに合った看護がしたいし、患者さんからなんでも言ってもらえるような看護師になりたいです。
そして、患者さんだけでなく、家族も含めて看護していきたいとも思っています。

Q4.学生時代に実際に行った就職活動を教えてください。

意識し始めたのが、大学3年生の頃で、母親の入院先が市民病院だったので、行きたいとは思っていました。
実習で、いろんな病院に行くようになって、他にも見てみたいと思っていましたが、大学の先生から、「最終的には自分の第一印象が大事で、自分がどういう看護をしたいのかを決めたらいい」と助言を受けました。
4年生になって、自分が気になっている病院にパンフレットをもらいに行き、病院見学に3施設行きました。
見学では、どんな看護をしているのか、どんな設備があるか、患者がどういう風に思っているのかを知りたいと思って参加したので、病院の特徴やどんな看護をしているかを特に質問するようにしました。
また、患者さん側として、病院に行ってみて、看護師の対応を見るということも実際にしました。(これはおススメです!)

最後まで2択ですごく悩みましたが、決め手は自分が患者側として病院に行ったときの看護師の対応で決めました。
すごく親しみを感じたし、面会に行った時に声をかけてくれて、「一緒に働こうね」とも言ってくれてすごく嬉しかった。(実は今一緒の病棟で働いています(驚き!))
市民病院か大学病院でも悩んで、両親にも相談して、自分の意識さえあれば、どこの病院に行っても看護師として成長できると思い、ここに決めました。

Q5.後輩への就活のアドバイスは?

面接で何を聞かれても対応できるように練習はした方がいいです。
面接で自分の言いたいことが言えないと後悔するので、そのためにも「自分はどういう看護がしたいのか、どんな看護師としてやって行きたいのか」をはっきりさせておくといいと思います。
また、人前に立つことにも少しは慣れておくことも必要かな。

あとは、自分の気になる病院の病院見学には行った方がいいです。
本当正直言って、市民病院に入って、すごく自分に合っていると思います。
私の周りを見ても、ああなりたい!と思う先輩看護師がたくさんいるし、そんなところで働きたいとずっと思っていました。

マツダ病院 宮木 真理子さん

Q1.看護師を目指したきっかけは?

母が産婦人科の看護師で、小さい頃から母の話を聞いていて、自分もなんとなく看護師になるのかな~と思っていました。
専門学校で看護の勉強をしましたが、学生時代は、すごく人見知りで、おとなしい感じで、実習ではコミュニケーションに苦労しました。

Q2.現在の自分の働いている部署は?

勤務している病棟は、脳外科・耳鼻科・歯科などの混合病棟で、その中でも脳神経疾患の患者さんが一番多いです。
この病棟は、雰囲気も良くて、何でも聞きやすく、相談しやすいので、病院の中でも働きたい病棟ナンバーワン!
で、私も第一希望でした。

Q3.どんな看護師を目指して日々看護をしていますか?

急性期の患者さんが多く、忙しくて1人ひとりの患者さんと関わる時間が少なくなってしまうので、しっかり時間管理をして、患者さんと関わる時間を長くもつようにしています。
また、嚥下障害の患者さんも多く、嚥下機能の改善のための取組を病棟でもしているので、自分もできるようになりたいです。

Q4.学生時代に実際に行った就職活動を教えてください。

専門学校の3年生の春に、市内で就業ガイダンスがあり、2回ほど参加をしました。
まずは、どんな病院があるのかを知りたいという気持ちで参加しましたが、マツダ病院の説明をされている方の話がすごく上手で、心魅かれるものがありました。(内容は忘れましたが…(笑い))
とにかく楽しそうな雰囲気だったのをよく覚えています。

また、自分の中で脳外科疾患の患者さんの看護をしたいと思っていました。
それは,実習で受け持った片麻痺のある患者さんが「元気になって帰る」と頑張っておられて、私はその患者さんの思いを支えたいと思いました。

なので、脳外科がある病院で、かつ実家から近いところで、HPなども見て病院をさがし、2つの病院に絞りました。
そこで、2つの病院の病院見学に行きました。
病院見学では、各病棟から先輩が集まっていて、質問コーナーが設けてあり、実際に病棟にも案内されました。
私は、緊張して自分から質問はできませんでしたが、先輩から話を聞けたことは、より病棟の雰囲気が分かりよかったです。

親には、より実家に近いもう一方の病院を勧められて、結局最後まで2つの病院で悩みましたが、もう一つの自分の希望だった「寮のある」この病院に決めました。
でも今思うと、病院見学に行った時、「楽しそうだな」と感じたことが大きかったと思います。

Q5.後輩への就活のアドバイスは?

ガイダンスは、いろんな病院が集まっているので、自分が知らない病院もけっこうあり、視野を広げる意味でも行ったほうがいいと思います。
そこでは、自分が少しでも興味がある病院の話は聞いて,その中で、自分の希望する診療科があるかどうかや、自分がしたい看護ができそうかなどを知るようにしたらいいと思います。

また、病院見学も、私の場合は人がたくさん集まるところに行くのが苦手だったので、2つしかいかなかったけど、できればもう少し行ってもよかったかなと思います。
他にも、この病院で実際に働いている友達の先輩から話を聞けたことは、病院見学では聞けないようなこともあるので、参考になり、とてもいいと思います。

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