定例会議の開催概要(令和7年8月27日)
令和7年8月27日(水曜日)
定例会議では、次の事項などについて警察本部から説明、報告を受け、公安委員会としての意思決定を行いました。
【議題】
○警察職員等の援助要求について
長崎県公安委員会からの警察職員等の援助要求に基づき、当県警察職員等を派遣する案について説明を受け、案のとおり議決した。
○公安委員会の行事予定(案)について(令和7年9月~11月)
本年9月から11月までの3か月間における公安委員会の行事予定(案)について説明を受け、了承した。
○審査請求の審理結果について(3件)
広島県個人情報保護条例の規定による自己情報利用停止請求に関する審査請求3件について、審理官による審理経過及び裁決案の説明を受け、案のとおり議決した。
○法定苦情の受理について
公安委員会に申し出られた法定苦情を受理するとともに、その内容及び処理案について説明を受け、案のとおり議決した。
○公安委員会宛文書の処理について
公安委員会宛てに送付された文書の内容及びその処理案について説明を受け、案のとおり議決した。
【報告】
○警察本部の行事予定について(令和7年9月~11月)
本年9月から11月までの3か月間における警察本部の行事予定について報告を受けた。
○遺失物コールセンター設置から2か月間の運用状況等について
拾得物件の取扱いが年々増加傾向である中、警察署会計課の業務負担を軽減させ、行政サービスの向上を図る目的で本年5月に設置された遺失物コールセンターに関し、設置後2か月間の運用状況等について報告を受けた。
委員から、「コールセンター運用開始に伴う効果検証として職員にアンケートを取った結果、業務負担が軽減されたなどの良い効果が認められたと説明を受けたが、今後も職員の要望に沿う形での運用をお願いしたい。」旨の意見があった。
○令和7年全国優良警察職員表彰受賞者の決定について
令和7年全国優良警察職員表彰の受賞者、功労概要等について報告を受けた。
○「少年サポートセンターひがしひろしま」の開設について
少年の非行や相談について減少傾向が見られない中、県民の利便性を高め、そのニーズに適切に対応することを目的として、人口増加が続く東広島市に県の中央部、南部及び北部における少年の健全育成の拠点となる少年サポートセンターを福山市や広島市に続いて新たに開設することについて報告を受けるとともに、その概要や今後の予定について説明を受けた。
○暴走行為等の現状について(令和7年上半期)
令和7年上半期における暴走行為等の現状として、暴走族の認定状況、爆音走行に関する110番通報受理状況、検挙状況等について報告を受けた。
委員から、「様々な活動が実を結び、暴走族の解体につながったと聞き、非常に頑張っていただいていると感じる。一方で、暴走族になる前に対処することも大事であると思うので、引き続きしっかりとした対応をお願いしたい。」旨の意見があり、警察側から、「道路交通法だけでなく、あらゆる法令を駆使し、検挙活動等を行っていきたい。」旨の回答があった。
○人事評価における警察本部長の自己申告について
地方警務官を対象とした人事評価の制度に基づく、警察本部長の自己申告の内容について報告を受けた。
【特記事項】
○警察側から、令和7年8月19日に開催された警察・商工労働委員会の概要について報告を受けた。