定例会議の開催概要(令和7年3月26日)
令和7年3月26日(水曜日)
定例会議では、次の事項などについて警察本部から説明、報告を受け、公安委員会としての意思決定を行いました。
【議題】
○公安委員会の行事予定(案)について(令和7年4月~6月)
令和7年4月から6月までの3か月間における公安委員会の行事予定(案)について説明を受け、了承した。
○令和7年度監察実施計画の策定について
令和7年度における総合監察及び随時監察の実施計画について説明を受け、了承した。
○財政的援助団体等への監査の結果について
広島県監査委員による監査の結果について報告を受け、決裁した。
○審査請求の審理結果について
放置違反金の納付命令に関する審査請求について、審理官による審理経過及び裁決案の説明を受け、案のとおり議決した。
○運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等19件について説明を受け、案のとおり議決した。
○法定苦情の処理について(2件)
公安委員会で受理した法定苦情2件について、調査結果及び苦情申出に対する通知案の説明を受け、案のとおり議決した。
○公安委員会宛文書の処理について
公安委員会宛てに送付された文書の内容及びその処理案について説明を受け、案のとおり議決した。
【報告】
○警察本部の行事予定について(令和7年4月~6月)
令和7年4月から6月までの3か月間における警察本部の行事予定について報告を受けた。
委員から、「5月に予定されている管内実態把握強化月間とは、どのような活動を行うものなのか。」旨の質疑があり、警察側から、「交番や駐在所の警察官は、受持管内の住居等を訪ね、巡回連絡を行っている。巡回連絡は緊急時の連絡先等を把握するとともに、特殊詐欺等の犯罪情報や防犯情報を広報するなどの手段として重要な活動で年間を通じて行っているが、5月を特に強化月間として集中して取り組む期間とするものである。マンション等の集合住宅ではなかなか住民の方と面接できないなどの課題もある。」旨の回答があった。
○小型警ら車(EV)軽自動車の導入について
小型警ら車としては当県警察で初めて導入となる電気自動車について、導入の経緯、導入車両、配置箇所等について報告を受けた。
○勤務時における服装の柔軟化について
全ての職員が働きやすく、自身の能力が発揮でき、多様性を認め合える職場環境づくりに向け、令和7年4月1日から、警察職員の勤務時における服装について、ノーネクタイ、ノージャケット等の働きやすい服装を選択できるようにすることに関して報告を受け、具体的取組、留意事項、同様の施策に関する広島県等の実施状況について説明を受けた。
○サイバー防犯ボランティア広報啓発コンテスト審議官賞受賞について
サイバー防犯ボランティアについて、その活動の高度化・活性化を推進するとともに、同活動を通じた国民のサイバーセキュリティ意識の醸成を図ることを目的として警察庁サイバー警察局が主催する「サイバー防犯ボランティア広報啓発コンテスト」の概要について報告を受けるとともに、一昨年に続いて審議官賞を受賞した福山大学サイバー防犯ボランティア(CyPat FU)の制作動画を視聴した。
○損害賠償請求事件の判決について
接見交通権に関する損害賠償請求事件の判決の概要について報告を受けた。
【特記事項】
○定例会議冒頭において、警察側から、本年3月19日に本県警察職員が逮捕された事案について概要説明等があった。
○警察側から、本年3月24日に運用が始まったマイナ免許証の処理状況について説明を受けた。
○警察側から、戦略的な警察広報活動の推進に向けた取組について説明があった。