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定例会議の開催概要(令和7年2月5日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年2月21日

 令和7年2月5日(水曜日)

    定例会議では、次の事項などについて警察本部から説明、報告を受け、公安委員会としての意思決定を行いました。

【議題】

○人事案件について
   
人事案件について説明を受け、同意した。

○令和6年度警察庁等による監察の受監結果について
 令和6年度中に実施された警察庁監察及び中国四国管区警察局監察の受監結果等について説明を受け、了承した。

○監察の実施状況等について
 最近の監察の実施状況等について報告を受けた。

○審査請求の審理結果について
   
自己情報開示請求に関する審査請求について、審理官による審理経過及び裁決案の説明を受け、案のとおり議決した。

○審査請求の受理及び審理官の指名について
 自己情報開示請求に関する審査請求を受理するとともに、審理に関する事務を補佐させる審理官を指名する案について説明を受け、案のとおり議決した。

○流川・薬研堀地区街頭防犯カメラシステムの運用状況について(令和6年下半期)
   
令和6年下半期における流川・薬研堀地区に設置された街頭防犯カメラシステムの運用状況について説明を受け、了承した。

○暴対法に基づく意見聴取の通知及び公示の専決処理状況について
   再発防止命令に係る意見聴取の通知及び公示について説明を受け、了承した。

○暴対法の縄張に係る禁止行為に対する再発防止命令の発出等について
 暴対法の縄張に係る禁止行為に対する再発防止命令の発出等について説明を受け、案のとおり議決した。

○運転免許の行政処分について
   
運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等35件について説明を受け、案のとおり議決した。

○警察署協議会委員の解嘱について(2件)
 安佐北警察署及び福山西警察署から上申のあった、警察署協議会委員の解嘱案について説明を受け、案のとおり議決した。

○法定苦情の処理について(3件)
 公安委員会で処理した法定苦情2件について、処理結果の通知文の送達により苦情処理が完了した報告を受けて決裁するとともに、公安委員会で受理した法定苦情について、調査結果及び苦情申出に対する通知案の説明を受け、案のとおり議決した。

【報告】

○中国新聞社とのデジタルサービスを活用した安全安心なまちづくりに関する覚書の締結について
 犯罪被害や交通事故の防止に資するなど、県民の安全安心に役立つ情報をデジタルサービスを活用してタイムリーに提供することによって安全安心な広島県を実現することを目的として、当県警察と中国新聞社が相互協力することに関して覚書を締結することについて報告を受けるとともに、提供する情報や情報提供の方法等について説明を受けた。
 委員から、「ユーザーの多いメディアを活用しており、素晴らしい取組であると思うが、他県の取組を参考にしたものか。」旨の質疑があり、警察側から、「他県での取組を参考にしたわけではなく、効果的な広報について模索する中で今回の取組につながった。」旨の回答があった。
 また、委員から、「今回の取組以外でも、社会的に問題となっている高齢者の特殊詐欺被害防止に資する映像等をディスプレイを設置している役所等に提供してはどうか。」旨の提言があり、警察側から、「いただいた意見を参考に今後も様々な方法を検討し、しっかり取り組んでいきたい。」旨の発言があった。

○令和7年度警察費当初予算(案)について
   
令和7年度警察費当初予算(案)の予算額及び主要事業について報告を受けた。

○令和6年広島県警察運営重点に係る推進項目の推進結果について
   令和6年広島県警察運営重点に係る推進項目の推進結果等について報告を受けた。 
   委員から、「報告を受け、推進項目にしっかり取り組んでいただいてると感じる。」旨の発言があった。

○「減らそう犯罪」第5期ひろしまアクション・プランの推進状況について(令和6年中)
 令和6年中における「減らそう犯罪」第5期ひろしまアクション・プランの推進状況として、運動目標の推進指標、重点項目の取組指標や令和7年における犯罪抑止活動の実施重点等について報告を受けた。
   委員から、「特殊詐欺被害を2億円以下に抑えるという目標値に対し、被害額が大きく超えているが、どのような経緯で目標値を決定したのか。」旨の質疑があり、警察側から、「目標を設定した当時は、被害額も今より少なく、手が届く目標値であり、達成に向けて、しっかり取り組んできたが、その後次々と新しい手口の詐欺が敢行され、被害額が大幅に増加した。特に金融機関の窓口を通さず、スマートフォンから振り込みを行うものも多く、水際での阻止が難しく、被害額が大きいものも発生していることから、被害額が増加した。」旨の回答があった。それを受け、委員から、「特殊詐欺は、住民の関心が高く、不安に感じる犯罪であるので、今以上にしっかりと対策をお願いしたい。」旨の発言があった。
   また、委員から、「特殊詐欺の被害に遭われるのは高齢の方が多いのか。」旨の質疑があり、警察側から、「若い方の被害も多く、幅広い年代で被害が確認されている。」旨の回答があった。

○子供・女性を犯罪から守るための取組状況について(令和6年中)
 令和6年中における子供・女性を犯罪から守るための取組状況として、性犯罪等及び前兆事案の取扱状況、主な取組内容等について報告を受けた。 

○1人1台端末等を活用したeラーニングの実施について
   令和4年以降、県内の非行少年が増加傾向であるという憂慮すべき状況下において、少年の規範意識向上に向けた更なる取組として、教育現場で活用されている1人1台端末等により実施可能な「広島県eラーニング非行防止チェック」を作成し、教育委員会や学校等と連携して中・高生への実施を推進していく旨の報告を受けるとともに、そのメリットや今後の課題について説明を受けた。
   委員から、「学校で課題として実施するとのことだが、結果は学校側でも見れるのか。」旨の質疑があり、警察側から、「回答結果は警察本部のアカウントへ戻ってくるので学校では見れないが、随時警察から学校側へ回答結果をフィードバックし、必要な部分の指導をお願いする予定である。」旨の回答があった。
 さらに、委員から、「動画を作成してeラーニングで活用したり、様々な活用方法があると思う。また、警察の仕事を身近に感じてもらえるよう、警察の活動を紹介するようなものを掲載したり、採用募集を掲載することもいいのではないかと思う。」旨の発言があった。
   また、委員から、「とても良い取組であると感じる。本取組の結果をまた公安委員会で報告していただきたい。」旨の発言があった。

○中国四国管区警察局による会計監査の受監結果について
 中国四国管区警察局による会計監査の受監結果について報告を受けた。

○公益通報(外部通報)の受理状況について
   
公益通報(外部通報)の受理状況及びその概要について報告を受けた。

○行政事件訴訟の判決について
 運転免許の停止処分の取消しを求める行政事件訴訟の判決概要等について報告を受けた。 

○令和6年度サイバーセキュリティ戦略委員会における審議結果について
 令和6年度サイバーセキュリティ戦略委員会における審議事項等について報告を受けた。

○マイナンバーカードと運転免許証の一体化に伴う受付時間等の見直しについて 
   
運転免許証とマイナンバーカードの一体化に伴い、令和7年3月24日から広島県運転免許センター、東部運転免許センター及び更新等の業務を行う警察署等における受付時間等の見直しを行うことについて報告を受けた。 

【特記事項】

○定例会議冒頭において、警察側から、昨日本県警察職員が逮捕された事案について概要説明があった。