定例会議の開催概要(令和7年1月22日)
令和7年1月22日(水曜日)
定例会議では、次の事項などについて警察本部から説明、報告を受け、公安委員会としての意思決定を行いました。
【議題】
○公安委員会の行事予定(案)について(令和7年2月~4月)
令和7年2月から同年4月までの3か月間における公安委員会の行事予定(案)について説明を受け、了承した。
○広島南警察署広島駅交番新築工事に伴う設計業務に係る事務の補助執行について
令和7年1月15日の定例会議において説明を受けた広島南警察署広島駅交番の新築工事に伴う設計業務に係る事務の補助執行協議について、知事の同意が得られた旨の報告を受け、決裁した。
○審査請求の審理結果について(2件)
更新時に交付した運転免許証の行政処分に関する審査請求2件について、審理官による審理経過及び裁決案の説明を受け、案のとおり議決した。
○審査請求の受理及び審理官の指名について
猟銃の教習資格認定申請に関する審査請求を受理するとともに、審理に関する事務を補佐させる審理官を指名する案について説明を受け、案のとおり議決した。
【報告】
○警察本部の行事予定について(令和7年2月~4月)
令和7年2月から同年4月までの3か月間における警察本部の行事予定について報告を受けた。
○警察・商工労働委員会説明事項について
令和7年2月14日に開催される警察・商工労働委員会における警察本部からの説明事項等について報告を受けた。
○警戒の空白を生じさせないための警察力最適化に係る令和7年度組織体制整備について
警戒の空白を生じさせないための警察力最適化に係る令和7年度組織体制整備として、「人的リソースの重点化等により体制を抜本的に強化する事項」、「組織内の人的リソースを一層有効に活用するために業務の効率化・合理化のための見直しを行うべき事項及び働きやすい職場環境の形成に向けて取り組む事項」等について報告を受けた。
委員から、「人員の再配分を行い、強化が必要な部署に人を投入していくと報告を受けたが、事務を簡素化するなどし、現場執行力を落とさないことが重要である。」旨の意見があった。
また、委員から、「この度説明を受け、県民が不安に思っているような項目が網羅されていると感じた。しかし、先程も話があったようにマンパワーには限りがあるので、これまで報告のあった様々な施策をしっかり進めていっていただきたい。」旨の意見があった。
○杉良太郎特別防犯対策監による安佐南警察署訪問について
令和6年中、県内のオレオレ詐欺の被害額が過去最高となり、さらに昨年末から新たな脅威として、SNS型投資詐欺・SNS型ロマンス詐欺の被害が急増する深刻な情勢の中、杉良太郎特別防犯対策監が特殊詐欺等の被害防止に効果的な取組を行った安佐南警察署を訪問し、県民へのメッセージの発信や警察官との意見交換会等を実施することについて報告を受けた。
○交通事故発生状況について(令和6年中)
令和6年中の交通事故発生状況、交通死亡事故の特徴、令和7年中の取組内容について報告を受けた。
委員から、「交通事故の分析は担当の部署で行っているのか。」旨の質疑があり、警察側から、「警察本部交通企画課において、交通事故の統計を取ったり、事故原因の分析を行っている。死亡事故等が発生した際は、交通事故現場に警察や道路管理者等の関係機関が集まり、現場で事故原因を検証するほか、関係機関と連携して交通事故防止対策を講じている。」旨の説明があった。
また、それを受けて委員から、「同じような形態の交通事故も発生していると思うので、原因をしっかり分析し、対策を講じていただきたい。」旨の発言があった。
【特記事項】
○警察側から、令和7年1月17日に開催された警察・商工労働委員会の概要について報告を受けた。
○警察側から、安佐南警察署のSNS型詐欺被害防止動画作成の取組が、広島県が主催する第2回グッドアクション職員大賞を受賞し、令和7年1月8日に広島県知事から表彰を授与された旨の報告を受けた。