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定例会議の開催概要(令和6年9月4日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年9月20日

 令和6年9月4日(水曜日)

    定例会議では、次の事項などについて警察本部から説明、報告を受け、公安委員会としての意思決定を行いました。

【議題】

○犯罪被害者等給付金支給裁定について
 犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく重傷病給付金等の支給申請を受理し、所要の調査を実施した上での給付金支給裁定案について説明を受け、案のとおり議決した。

○審査請求の審理結果について
   運転免許の取消処分に関する審査請求について、審理官による審理経過及び裁決案の説明を受け、案のとおり議決した。

○審査請求の受理及び審理官の指名について(2件)
   
更新時に交付した運転免許証の行政処分に関する審査請求2件を受理するとともに、審理に関する事務を補佐させる審理官を指名する案について説明を受け、案のとおり議決した。

○警察官職務執行法第4条を適用した大型獣への対応について
   警察官職務執行法第4条第1項を適用し、緊急的な措置として散弾銃によりツキノワグマ2頭を駆除した事案について説明を受け、了承した。

○運転免許の行政処分について
 運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等27件について説明を受け、案のとおり議決した。

○法定苦情の処理について(2件)
 公安委員会で受理した法定苦情2件について、調査結果及び苦情申出に対する通知案の説明を受け、案のとおり議決した。

○公安委員会宛文書の処理について
   公安委員会宛てに送付された文書の内容及びその処理案について説明を受け、案のとおり議決した。

【報告】

○警察・商工労働委員会説明事項について
 令和6年9月12日に開催される警察・商工労働委員会における警察本部からの説明事項等について報告を受けた。

○人身安全関連事案への対応状況について(令和6年上半期)
   令和6年上半期におけるストーカー事案、配偶者からの暴力事案等、児童虐待事案及び行方不明事案への対応状況並びに主な取組内容について報告を受けた。
 委員から、「ストーカー事案への対応として、文書警告による対応が減り、禁止命令が増加したのは、罰則があって、より実効性の高い禁止命令を積極的に行っているからであると説明を受けたが、これは県警全体の方針なのか。」旨の質疑があり、警察側から、「当県としては、被害者の意向も確認しながら、自発的に行為を中止することが期待できない者に対しては、罰則があり、より効果の高い禁止命令で対応している。」旨回答があった。

○ランサムウェア事案への対応状況について
 ランサムウェア事案の当県における発生状況、近年の傾向、主な対応事例等について報告を受けた。
   委員から、「県内で発生した事案は、広島県警だけで事件処理をしているのか。」旨の質疑があり、警察側から、「一般事件であれば、被害が複数の都道府県にまたがる場合は、警察庁が主導する場合があるが、当県だけの被害であれば、当県で対応する。その場合でも、警察庁と連携して対応している。」旨の回答があった。

○​広島県における自転車乗車用ヘルメット着用率の調査結果等について
 令和5年4月1日に施行された改正道路交通法により、全ての自転車利用者についてヘルメットの着用が努力義務となったことに伴い、ヘルメット着用の実態を把握するために着用率の調査を行ったことについて報告を受けた上、調査結果や主な着用促進対策等について説明を受けた。

【特記事項】

○警察側から、令和6年9月21日から30日までの10日間で実施される「秋の全国交通安全運動」の概要に加えて、交通死亡事故多発に伴い、本年8月に実施した交通事故抑止の緊急対策の実施結果等について説明を受けた。