定例会議の開催概要（令和５年７月５日）

 令和５年７月５日（水曜日）

    定例会議では，次の事項などについて警察本部から説明，報告を受け，公安委員会としての意思決定を行いました。

【議題】

○警察職員等の援助要求について
　警察法の規定に基づく警察職員等の援助要求を行う案について説明を受け、案のとおり議決した。

○審査請求の審理結果について（３件）
　更新時に交付した運転免許証の行政処分に関する審査請求３件について、審理官による審理経過及び裁決案の説明を受け、案のとおり議決した。

○審査請求の受理及び審理官の指名について
　更新時に交付した運転免許証の行政処分に関する審査請求を受理するとともに、審理に関する事務を補佐させる審理官を指名する案について説明を受け、案のとおり議決した。

○山陽広域捜査隊の編制に関する協定の一部改正について
　山陽広域捜査隊の編制に関する協定の一部を改正する案について説明を受け、案のとおり議決した。

○運転免許の行政処分について
　運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等７件について説明を受け、案のとおり議決した。

○法定苦情の処理について
　公安委員会で受理した法定苦情について、調査結果及び苦情申出に対する通知案の説明を受け、案のとおり議決した。

【報告】

○警察・商工労働委員会説明事項について
　令和５年７月19日に開催される警察・商工労働委員会における警察本部からの説明事項等について報告を受けた。

○広島南警察署新庁舎の落成式等について
　令和５年９月13日に行われる広島南警察署新庁舎の落成式の概要、新庁舎の概要と特徴等について報告を受けた。

○広島南警察署の移転建替に伴う旭町交番の署所在地化について
　広島南警察署の移転建替に伴い、令和５年９月19日から新庁舎において業務を開始することに併せて旭町交番が署所在地化することについて報告を受けた。
《委員の発言等》
　委員から、「旭町交番が署所在地化となった場合、受け持ちエリアの変更はあるのか。」旨の発言があり、警察側から、「管轄変更はない。」旨の説明があった。
　委員から、「新庁舎は、本年９月19日から業務開始となるが、旭町交番の機能はいつから停止するのか。」旨の発言があり、警察側から、「９月19日の午前０時をもって停止することから、地域の方に不都合が生じないよう、周知を図っていきたい。」旨の説明があった。

○広島県警察ワークライフバランス等の推進のための行動計画の実施状況等の公表について
　「広島県警察ワークライフバランス等の推進のための行動計画」に基づく取組の実施状況、女性の職業選択に資する情報の公表及び公表方法等について報告を受けた。
《委員の発言等》
　委員から、「警察職員へのアンケートにおいて、働きがいを感じている職員が75.9％という高い割合であることに感銘を受けた。」旨の発言があり、警察側から、「新規に採用した警察職員に警察学校において『誇りと使命感』を教養しており、こうした教養が定着し、働きがいに繋がっているものと認識している。」旨の説明があった。

○「ちかん追放キャンペーン」の実施結果について
　令和５年７月３日にＪＲ広島駅において実施した「ちかん追放キャンペーン」の実施内容、反響等について報告を受けた。
《委員の発言等》
　委員から、オトモポリスの現在のダウンロード数について質疑があり、警察側から、「現時点、８万722人の方が登録されている。」旨の説明があった。

○交通事故発生状況等について(令和５年上半期)
　令和５年上半期における交通事故発生状況、重点別交通事故発生状況、交通死亡事故の特徴等について報告を受けた。
《委員の発言等》
　委員から、「高齢者への交通安全教室は、地域からの要請で行っているのか。」旨の発言があり、警察側から、「地域からの要請もあるが、警察から働きかける場合もある。」旨の説明があった。
　委員から、「より多くの高齢者に参加してもらう取組は行っているのか。」旨の発言があり、警察側から、「地域における高齢者の会合などに地域警察官が積極的に訪問し、交通安全教室を行っている。また、高齢者に効果的な対策として、交通安全教室の際に、歩行シミュレータを活用し、高齢に伴うスピード感覚等の差異を認識してもらっている。」旨の説明があった。
　委員から、「このような効果的な機材は、積極的に活用してほしい。」旨の発言があった。
　委員から、「地域では老人会や役場を通じて、高齢者が集まる会合を多く開催しているので、こうした会合とタイアップして、より多くの高齢者に交通安全の啓発活動を行ってほしい。」旨の発言があった。

【特記事項】

○警察側から、令和５年６月30日に開催された警察・商工労働委員会の開催概要について報告を受けた。​