定例会議の開催概要(平成30年5月9日)
平成30年5月9日(水曜日)
定例会議では,次の事項などについて警察本部から説明,報告を受け,公安委員会としての意思決定を行いました。
【議題】
○人事案件について
人事案件について説明を受け,了承した。
○審査請求の審理結果について(2件)
更新時に交付した運転免許証の区分に関する審査請求2件について,審理官による審理経過及び裁決案の説明を受け,案のとおり議決した。
○運転免許の行政処分について
運転免許の行政処分に関する意見聴取の結果等12件について説明を受け,案のとおり議決した。
○警察署協議会委員の解嘱及び委嘱について(4件)
廿日市警察署長,広島西警察署長及び広島南警察署長から上申のあった警察署協議会委員の解嘱及び委嘱案4件についてそれぞれ説明を受け,案のとおり議決した。
○法定苦情の処理について(2件)
公安委員会で受理した法定苦情について,通知文の送達に伴う苦情処理の完結2件について報告を受け,決裁した。
【報告】
○警察・商工労働委員会説明事項について
平成30年5月18日に開催される警察・商工労働委員会における警察本部からの説明事項等について報告を受けた。
○「2018ひろしまフラワーフェスティバル」に伴う雑踏警備及び交通規制の実施結果について
平成30年5月3日から5日までの3日間開催された「2018ひろしまフラワーフェスティバル」の雑踏警備及び交通規制の実施結果について報告を受けた。
委員から,「露店等における暴力団排除対策は行われているのか。」旨の発言があり,警察側から,「実行委員会で規約を設けて暴力団排除に取り組んでおられる。警察においては,当日の露店出店届の確認等により,暴力団等の介入がないことを確認しており,実行委員会と連携して暴力団排除を図っている。」旨の説明があった。
○「トライ・ザ・セーフティinひろしま2018」の実施について
平成30年7月4日から11月30日までの150日間,1チーム5人で無事故・無違反運転に取り組むことにより,交通安全意識の高揚と交通事故抑止を図ることを目的とした「トライ・ザ・セーフティinひろしま2018」を実施することについて報告を受けた。
委員から,「交通安全意識の高揚につながる良い取組であり,多数が参加されるよう取り組んでいただきたい。」,「各種団体や事業者等に働きかけることで,更なる参加者の確保につながるのではないか。」旨の発言があった。
○「ジ・アウトレット広島」オープンに伴う交通対策について
広島市佐伯区石内東4丁目所在の「ジ・アウトレット広島」のオープンに伴う周辺道路の渋滞の発生状況及び交通対策等について報告を受けた。
委員から,「店舗設置者等と事前協議を行っているものと思うが,事前の対策は十分であったのか。」旨の発言があり,警察側から,「駐車場が満車となったことが渋滞の一因であるが,店舗設置者において,法令の基準を満たした駐車場は確保されていた。オープン直後でもあり,今後しばらくの間の交通状況を分析し,その状況に応じて必要な対策を行ってまいりたい。」旨の説明があった。
委員から,「交通対策として,シャトルバスの運行が行われたが,渋滞等の影響による運行への支障はなかったか。」旨の発言があり,警察側から,「支障があったとの情報は把握しておらず,大きな支障はなかったものと認識している。」旨の説明があった。
【特記事項】
○警察側から,廿日市市上平良における女子高校生等殺傷事件及び松山刑務所受刑者の逃走事件に関して説明があった。
○警察側から,広島市安佐南区における死亡ひき逃げ事件の発生及び検挙について説明があった。